ケイミュー株式会社のネットゼロ目標認定
ケイミュー株式会社(本社:大阪市中央区)は、温室効果ガスの排出量を2050年までにゼロにする「ネットゼロ目標」に関する認定を、国際的な気候変動イニシアティブのSBTi(Science Based Targets initiative)から取得しました。この認定は、当社が資源を有効活用し、持続可能な社会を実現するための重要なステップとなります。
グリーンビジョンの策定
ケイミューは2021年10月に、未来への責任を果たすべく脱炭素社会の実現を目指したグリーンビジョンを発表しました。このビジョンでは、2017年を基準年とし、2030年および2050年の具体的な温室効果ガス排出量削減目標を設定しています。以下はその3つの主要な目標です。
1.
温暖化防止への取り組み
自社のCO₂排出量を削減し、環境に優しい商品の開発を進めることで、温暖化防止に貢献することを目指します。
2.
持続可能な資源利用
資源のリサイクルや有効利用を促進し、循環型社会の形成を進める取り組みが重要です。
3.
社会的課題の解決
事業活動を通じて社会的な課題を解決する、CSV(Creating Shared Value)経営の推進を重視しています。
認定の詳細
取得した認定は2024年8月に確定する予定で、具体的には以下の通りです。
- - Scope 1およびScope 2の排出量を95%削減。
- - Scope 3の排出量を90%削減し、残余の排出量は中和化します。
- - 短期目標は、Scope 1とScope 2に対して1.5℃シナリオに基づき、Scope 3は2℃を十分に下回るシナリオを追求します。
- - 長期では、全てのScopeに対して1.5℃シナリオを採用する計画です。
このように、ケイミューは多角的なアプローチで温室効果ガスの排出削減を進め、持続可能な未来に向けて意欲的に取り組みを続けていきます。今後も、グリーンビジョンの達成に向けた具体的な施策を推進し、さらなる社会貢献を目指していく姿勢を貫いていくことでしょう。
発表されたグリーンビジョンは、企業だけでなく、社会全体にとって大いに参考になるものであり、他の企業も追随することが期待されます。ケイミューの挑戦は、環境問題への関心が高まる中で、一つのモデルケースとなるでしょう。