奈良市中心部に新たなラグジュアリーホテル「ホテル 寧 奈良」開業予定

奈良市中心部に新たなラグジュアリーホテルが登場



ハイアット ホテルズ コーポレーションは、国内3軒目、そして西日本では初となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドのホテルを、奈良市の中心部に開業予定であることを発表しました。

「ホテル 寧 奈良」の魅力


この新しいホテルは、名前を「ホテル 寧 奈良 (Hotel NEI Nara)」とし、歴史的名所である興福寺に近接した登大路に位置します。JR東海グループとの合同事業で運営されるこのホテルは、奈良の1300年以上の歴史と文化を尊重し、特別な宿泊体験を提供します。奈良公園や東大寺、春日大社へもアクセスが良好で、地域の魅力を存分に楽しむことができます。

地元文化との融合


「ホテル 寧 奈良」では、奈良の持つ静けさや安らぎを表現したデザインや文化体験が重要視されています。名称には万葉集に由来する「寧楽」の意義が込められており、伝統を称える意味が意識されています。ロケーション、デザイン、サービスの全てにおいて、奈良の神秘的な魅力と現代的なホスピタリティが調和します。

奈良の観光入込客数の増加


奈良市の2023年観光入込客数調査によると、奈良の観光入込客は1219.9万人と前年比で31.3%増加しています。この背景には、宿泊客数がコロナ前の2019年を上回る174.8万人に達していることもあります。訪日外国人は184.5万人と前年対比886.6%の大幅な増加を見せており、2024年にはコロナ前の水準に戻る見通しです。

ハイアットの期待と地元企業のコメント


東海旅客鉄道の社長、丹羽俊介氏は、奈良の深い旅の魅力を広く伝え、地元と共に奈良の魅力を高めていく意義を強調しました。彼は、「ハイアットとのパートナーシップを通じて、地元の人々と連携し、奈良の魅力を国内外に発信できることに大変嬉しく思っています」と語りました。

また、日本ハイアットの坂村政彦氏も、「奈良の文化や歴史を踏まえたこの特別なホテルを通じて、世界中のお客様にラグジュアリーな体験を提供できる日を楽しみにしています」と言及しました。

日本国内のホテル展開


国内の「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドのホテルは、すでに富士スピードウェイホテルとホテル虎ノ門ヒルズに続く3軒目となります。これにより、ハイアットは多様な旅行者の要望に応えるための選択肢をさらに広げていく考えです。

「ホテル 寧 奈良」は、奈良という特別な地に相応しい贅沢でユニークな宿泊体験を提供し、訪れるゲストに感動を与えることを目指しています。ハイアットと地元グループの連携により、地域の魅力をさらに引き出し、新しいホスピタリティの形を築いていくでしょう。

会社情報

会社名
ハイアット チェイン サービス リミテッド
住所
東京都千代田区麹町5-3第7秋山ビル 7階 
電話番号

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