オンライン診療利用率は12.3% - 感染症疑いでの利用が最多
法人向けSaaS比較メディアUtillyを運営する株式会社GO TO MARKETは、2024年6月にオンライン診療の利用経験に関する調査を実施しました。301名の回答者から得られた結果によると、オンライン診療の認知率は64.1%、利用率は12.3%でした。
オンライン診療を初めて利用したきっかけとして、最も多かったのは「発熱・咳など感染症の疑いがあったから」でした。次いで「通院時間や待ち時間の短縮をしたい」という回答が多数見られました。
さらに、オンライン診療の利用経験者のうち、89.2%が今後も利用したいと回答しており、その利便性と需要の高さがうかがえます。
オンライン診療利用の現状と課題
今回の調査結果から、オンライン診療の認知度と利用率は依然として低いことが分かります。しかし、感染症対策や医療アクセス向上への期待から、利用者は増加傾向にあります。今後の課題としては、オンライン診療の制度的な整備や、医療機関側の対応体制の強化などが挙げられます。
Utillyについて
Utillyは、株式会社GO TO MARKETが運営する、ビジネスパーソン向けのWebメディアです。法人サービスのレビューコンテンツやホワイトペーパーの掲載ポータルなど、様々な情報を提供しています。
オンライン診療の将来展望
オンライン診療は、医療の利便性向上に大きく貢献する可能性を秘めています。今後も技術革新や社会的な受容が進み、より多くの人が利用できるようになることが期待されます。