MORISAKI WINのクアトロツアーがスタート
俳優としての存在感を示しながら、アーティストとしても活動を続けるMORISAKI WINが、初のクアトロツアー『MORISAKI WIN JAPAN FLIGHT QUATTRO TOUR』をスタートさせました。このツアーは、東名阪に加え、広島を含む4都市を巡るもので、最新EP『LOVE SONGS』の配信日でもある2023年10月15日に東京・SHIBUYA CLUB QUATTROで初日を迎えました。
魅力的なステージに熱狂する観客
昼夜二部制で行われたライブは、あっという間にソールドアウト。デビュー以来、WINを支えてきたバンドメンバーとの息の合ったパフォーマンスが際立ち、満員の観客と一緒に“ライブ”の楽しみを存分に味わう瞬間が生まれました。初日の夜公演では、「Footloose」から始まり、ホールいっぱいに心弾むサウンドが響き渡りました。
観客はWINのカリスマ的なボーカルに引き込まれ、デビュー曲の「パレード - PARADE」や新曲「UNBROKEN WORLD」など名曲が次々と披露され、場内が盛り上がりました。WINは観客との時間を特別なものとし、「ライブってその瞬間にしか生まれないものがたくさんある」と熱い思いを語ります。
刺激的なMCと予想を超える楽曲セレクション
MCでは「初めての方」に向けた自己紹介や、アジアツアーを目指すという抱負を語り、盛大な拍手が送られました。観客の反応に「ありがとう!」と微笑むWINは、「Rocket Man」では繊細で感情豊かなボーカルを披露し、観客が静かに耳を傾けるシーンも見受けられました。
その後、「Perfect Weekend」では全員が立ち上がり、軽快なリズムに合わせて楽しみを共有。エモーショナルな「Blind Mind」では一層の興奮が生まれ、ファンは喝采を送ります。さらに、スタンダードナンバー「Stand By Me」の演奏後、セットリストが変化していく楽しみも提供されました。
自然体で魅せるWINの魅力
「クランプルバンド」と名付けられたバックバンドを紹介しながら、WINは自身が出演しているミュージカル『SPY×FAMILY』についても触れます。彼自身の変化や成長を語りながら、観客との絆の強さを再確認しました。「WonderLand」や「Me, Myself and I」などの楽曲で盛り上がり、特に「BeFree」のパフォーマンスではWINが全力で表現し、観客を魅了しました。
新曲「初恋 (LOVE SONG)」のエモーショナルな披露
新作EPのリリースに伴い、優しさと愛をテーマにした新曲「初恋 (LOVE SONG)」が披露されました。この曲は、自身が演じるキャラクターの感情を織り交ぜた、WINの心からのメッセージが込められています。曲が進むにつれて、観客との一体感が生まれ、「U」ではWINと観客の掛け合いが見られるなど、和やかな雰囲気に包まれました。
最後は「stay by my LOVE」で、WINが自身の想いを込めた愛のメッセージを送る瞬間もあり、会場は感動に包まれました。約1年ぶりとなるツアー初日は、観客との絆を感じさせる感動的な夜になりました。
今後の活動と展望
MORISAKI WINは、今後も名古屋、大阪、広島などでツアーを続けながら、俳優としても映画やミュージカルでの活躍が期待されています。多才な才能を持つ彼が、どのような新しい音楽と物語を届けてくれるのか、ますます目が離せません。