浦安D-Rocks、選手移動に伴うCO₂排出をオフセットする新戦略とは

浦安D-Rocksが目指すサステナブルなチーム運営



浦安D-Rocksは、2024-25シーズンのNTTジャパンラグビーリーグワンに際し、選手の移動に伴うCO₂排出を完全にオフセットする取り組みを発表しました。この新たな試みは、オフィシャルパートナーの株式会社TSトラベルサービスと連携し、環境への負荷を軽減することを目的としています。

CO₂ゼロ旅行の意義



このプロジェクトでは、株式会社JTBが提供する「CO₂ゼロ旅行®」を活用し、選手の移動によって生じるCO₂排出量を実質ゼロに抑えることを目指します。「CO₂ゼロ旅行®」は、日本政府が運営するJ―クレジット制度を利用し、移動中に排出されるCO₂を制御する仕組みです。この制度によって、浦安D-Rocksは選手が試合に移動する際に発生するCO₂を100%オフセットします。

この活動は、クラブが掲げる「カーボンニュートラル」目標に沿ったものであり、2030年までにクラブ運営における温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロにすることを約束しています。これを実現するために、浦安D-Rocksは具体的な行動を継続的に取り入れていく方針です。

環境配慮の重要性



浦安D-Rocksの代表取締役社長、下沖正博氏は、「私たちは、サステナビリティをクラブ運営の基盤としています。今回の取り組みはその重要な一歩です」と語っています。さらに、TSトラベルサービスとの連携によって、リーグワン全体に良い影響を及ぼすことは確実であり、持続可能な社会の実現に向けた貢献を期待しています。

また、TSトラベルサービスの代表取締役社長、伊勢拓央氏も協力の意義を強調しています。彼は「私たちは、NTTグループの指定旅行代理店として、地球環境に配慮した活動を進める浦安D-Rocksを全力でサポートします」とコメントし、今後の展開に期待を寄せています。

今後の展望



浦安D-Rocksは、今後も環境負荷を軽減する具体的なアクションを増やし、持続可能な社会を目指して進んでいく計画です。特に「D-Rocks Sustainability Hub」と呼ばれるプラットフォームを設け、サステナビリティの共創を促進していく方針です。

環境意識を高めるこの試みは、ただのプロジェクトにとどまらず、地域社会やファンとのつながりを深める機会にもなります。浦安D-Rocksがサステナブルなクラブ運営のモデルとなり、他のクラブにも影響を与える存在へと成長することが期待されています。

環境保護とスポーツが手を取り合い、持続可能な未来への道を開いていく。浦安D-Rocksの新しい挑戦に、今後も注目していきたいですね。

会社情報

会社名
株式会社NTT Sports X
住所
東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー42F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。