ISAsプログラミング学校
2019-11-29 11:04:03

日本初のISAsプログラミング学校LABOTが開校、学費なしで学びに挑戦

日本初のISAs(Income Share Agreement)を採用したプログラミングスクール「LABOT」が、2020年1月に東京都渋谷区に開校しました。ISAsとは、受講開始から卒業までの間、学費が発生しない代わりに、卒業後に一定条件を満たした際に年収から学校へ一定割合を支払う契約モデルです。このシステムは、特に米国で需要が高まっており、学費を背負うことに不安があった多くの学生に新たな選択肢を提供しています。

LABOTの開校理念は、金銭的な負担を感じていた人々に対して、6ヶ月間の集中したプログラミング学習を通じて、IT業界で活躍できる人材の育成を目指すことです。特に、非IT職種で年収が420万円以下の人々を対象にしており、受講中の負担を軽減。卒業後も安定した収入が得られない場合には、支払いの義務が生じないため、受講生は安心して学ぶことができます。

この日本版ISAsにより、LABOTは受講生の長期的なキャリア成功を重視しています。教員と学生の利害が一致した形で、スクールが選抜した学生に対する投資を行い、より実践的かつ効果的なカリキュラムを提供します。また、スクールはデザイン、プロジェクトマネジメント、デジタルマーケティングなど、IT業界のさまざまな職務を考慮してカリキュラムを設計しています。

受講対象者は、IT業種への就職を考え、強い学習意欲を持つ16歳以上の方。特に、金銭的理由や挫折経験から新しいチャンスを探している人々が対象です。受講に際してはエントリーシートの提出や数回の面談などの選考が行われます。

LABOTのカリキュラムの特徴は、問題解決アプローチを重視し、チーム開発を通じて実践的なプログラミング技術を習得できる点です。特に、初期の2ヶ月間で個々の適性を見極めた後、実際のプロジェクトに参加。現役エンジニアがメンターとして参加し、実務に近い環境で学ぶことができます。カリキュラム全体で、集中した学習時間は約1200時間相当となり、週50時間の学習時間確保が求められます。

さらに、デザインカリキュラムも必修であり、受講生はソフトウェアエンジニアとしてのスキルだけでなく、デザインやチーム開発に関する理解を深めます。最終的には、卒業生は「未知の課題に挑戦し、自走できる人材」として、IT業界で貢献できることが期待されています。

公式ウェブサイト(LABOT公式サイト)を通じて、入校希望者向けの情報配信が行われているほか、新たな学びの機会が提供されています。これにより、興味のある方は気軽にアクセスし、詳しい情報を得ることができます。

LABOTの代表取締役である鶴田浩之さんは、教育の新しいモデルとキャリア支援の重要性を訴え、その理念のもとで多くの人々にプログラミング教育の機会を届けることに情熱を注いでいます。今後、LABOTがどのようにしてIT人材の育成に寄与していくのか、目が離せません。

会社情報

会社名
スタディポケット株式会社
住所
東京都渋谷区代官山町8-7Daiwa代官山ビル2F
電話番号

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