クラウド移行を支援するDatadog販売開始のニュース
東京エレクトロンデバイス株式会社(以下、TED)は、アメリカのDatadog, Inc.と提携し、統合型オブザーバビリティプラットフォーム「Datadog」の販売を2025年3月24日から開始することを発表しました。このプラットフォームは、クラウド環境とオンプレミス環境の両方で、インシデントの早期発見と迅速な可視化を実現します。
Datadogとは?
Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティとセキュリティの統合プラットフォームです。インフラストラクチャの監視、アプリケーションパフォーマンスのモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリングなど、多岐にわたる機能を提供することが特徴です。これにより企業は、デジタルトランスフォーメーションを推進し、クラウド移行を円滑に行うことが可能となります。
クラウド移行の課題
昨今、企業はオンプレミスからクラウドへの移行が進んでいます。しかし、移行過程でオンプレミスの監視体制を維持しつつ、クラウドの複雑な運用やコスト管理に対処することが難しいケースも多く存在します。このため、様々な企業においてクラウドへの移行がスムーズに進行しないという課題があります。そこで、Datadogを導入することで、ハイブリッドな環境を可視化し、段階的なクラウド移行を実現することができます。
Datadogの主な特長
Datadogは数多くの機能を備えています。以下はその主な機能です。
- - コストの可視化と最適化:インフラ利活用の分析を通じ、コスト削減を実現。
- - クラウド移行におけるリスク軽減:移行に伴うパフォーマンスの低下や障害の発生を抑制。
- - 障害の迅速な検知:システム全体をリアルタイムに可視化し、根本原因の特定を迅速化。
- - システムパフォーマンス向上:ユーザーエクスペリエンスを向上させるための分析とボトルネックの特定。
- - スケーラビリティの確保:必要に応じて監視対象を拡張可能。
TEDの役割
TEDはAWSパートナーとして、AWS Marketplace CPPOを利用した柔軟な支援を行い、お客様のDatadog導入を円滑に進めます。そして、既存の監視ツールからの移行や導入サポートを通じて、クラウドネイティブな監視基盤の構築をバックアップします。
Datadog Japanのコメント
Datadog Japanの社長である正井拓己氏は、今回のパートナー契約を喜び、「TEDとの協業によって、日本市場におけるオブザーバビリティの発展が促進されることを期待しています」とコメントしています。
まとめ
東京エレクトロンデバイスとDatadogの販売代理契約により、日本におけるクラウド移行への取り組みは一層加速することでしょう。デジタルトランスフォーメーションを推進したい企業にとって、Datadogは強力なパートナーとなるはずです。詳細は公式サイトをご覧ください。
東京エレクトロンデバイス公式サイト
Datadog公式サイト