NetAppがGoogle Cloudとのパートナーシップを強化し新たなデータストレージソリューション提供

NetAppとGoogle Cloudが推進する新たなデータストレージ革命



ネットアップ合同会社(NetApp)は、AI技術を活用したデータ管理ソリューションを強化するため、Google Cloudとのパートナーシップを拡大しました。この発表は、2023年10月1日にカリフォルニア州で行われました。

この協業により、NetAppのインテリジェントなデータ基盤が、Google Cloudの分散クラウドアーキテクチャに統合されることが決定しました。この取り組みは、特に公共部門や規制業界の組織に向けて、高いセキュリティ基準を持ったAI対応インフラを提供することを目指しています。

現代の挑戦へ対応



今日、様々な業種の企業がAIを活用したイノベーションを推進したいと考えていますが、データ主権やプライバシーに関する法規制が強化される中、IT環境の近代化は新たな課題を先鋭化しています。このような背景の中で、NetAppはGoogle Cloudとの協業を通じて、これらの課題に対処すべく、データを安全かつ的確に管理する手法を提供します。

Google Distributed Cloudは、顧客のオンプレミスデータセンターやネットワークエッジにも柔軟に対応することが特徴です。これにより、外部との接続を制限するエアギャップ環境が構築でき、既存のIT資産を維持しつつ、AIのパワーを最大限に引き出すことが可能となります。NetApp ONTAP®やStorageGRIDを通じて提供される包括的なデータソリューションは、これらの環境をさらに強化し、顧客のワークロード管理を一層効率化します。

規制に挑むためのサポート



NetAppのプレジデントであるCesar Cernuda氏は、このパートナーシップの重要性について以下のように述べています。「新たな規制要件に対応しつつ、AIによるイノベーションを実現するためには、信頼できるデータ管理を提供することが必要です。」この観点から、NetAppはAI対応のカスタマイズされたソリューションを公益や規制業界に提供することを目指しています。

顧客は、Google CloudとNetAppの連携により、クラウドやデータセンター、エッジ環境にわたって、強固なセキュリティとコンプライアンスを実現する異種なソリューションに依存する必要がなくなります。この結果、複雑なIT環境の運用がシンプルになり、俊敏性が向上します。さらに、分散型のクラウドソリューションをより導入しやすくなり、新興のトレンドにも迅速に対応できる環境が整います。

Google Cloudのストレージ担当ゼネラル・マネージャー、Sameet Agarwal氏もこの協業の意義について、「ローカライズされた処理と迅速なスケーラビリティ、強化されたセキュリティを実現することで、顧客のデータ主導型イノベーションニーズに十分対応できるようになりました」とコメントしています。

NetAppのビジョン



NetAppは、ユニファイドデータストレージや統合データサービス、CloudOpsソリューションを基盤としたインテリジェントなデータインフラを提供する企業です。IT環境をシンプルにしつつ、AIを活用した最適なデータ管理を実現し、顧客のビジネスの成長をサポートしています。AIとデータ分析を駆使し、様々な業種の企業が直面する課題を克服するための信頼できるパートナーとして、今後もNetAppは進化を続けます。

詳しい情報は、公式サイト(NetApp Japan)にてご覧いただけます。また、SNSでも最新情報を発信中ですので、ぜひフォローしてください。

会社情報

会社名
ネットアップ合同会社
住所
東京都中央区京橋2-1-3京橋トラストタワー 9&10F
電話番号

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