2025年8月のパート・アルバイト平均時給調査
株式会社アイデムが発表したデータによると、2025年8月のパート・アルバイト募集時平均時給が集計され、東日本と西日本で顕著な差が見られました。特に関東4都県の平均時給は、過去最高を記録しています。
東日本エリアの状況
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県などの1都7県を含む東日本エリアの平均時給は1,285円となりました。これは前年同月比で84円の増加です。職種別に見ると、専門・技術職が1,491円で最も高くなっており、次いで事務職が1,258円、清掃・メンテナンス職が1,244円と続いています。全ての職種で前年に比べてプラスの成長を見せています。
関東4都県のデータ
関東4都県全ての平均時給は1,305円で、前年同月比89円の増加です。この4都県においても、専門・技術職が最も高い時給1,495円(前年同月比164円増)を記録しており、次いで事務職が1,277円、製造関連・ドライバー職が1,257円と続きます。神奈川県が1,339円、東京都が1,328円と高水準を維持し、前年同月と比較してもすべての都県の時給が上昇しています。
西日本エリアの状況
一方、西日本エリアの平均時給は1,202円で、前年同月比37円の増加に留まりました。ここでは専門・技術職の時給が1,319円(前年同月比43円減)と減少傾向にあり、製造関連・ドライバー職や事務職が増加しているものの、全体的には対前年での改善が見られない職種もあります。
関西3府県のデータ
関西3府県全体の平均時給は1,216円で、こちらも前年同月比40円の増加を示しました。府県別で見ると、すべての府県が前年よりもプラスの傾向で、大阪府が1,243円、兵庫県が1,187円、京都府が1,163円という結果になっています。各職種の平均時給は、専門・技術職が1,321円、製造関連・ドライバー職が1,198円となっています。
調査概要とデータの詳細
調査は株式会社アイデムが運営する求人メディア『イーアイデム』や採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を通じて公表された求人情報をもとに行われました。データは数週にわたり抽出され、職種ごとの細かな分析が実施されています。
具体的な職種別データや詳細に関する情報は、公式サイトの
こちらからご覧いただけます。これらの状況から、地域や職種によってパート・アルバイトの平均時給に大きな差が生まれていることが示されています。
会社概要
株式会社アイデムは、1970年に設立された求人及び人材ビジネスに特化した会社です。時代の変化に合わせた採用支援や、雇用状況の分析・情報提供を通じて、地域の発展に寄与することを目指しています。代表は椛山亮氏で、本社は東京都新宿区に位置しています。