新たなカーボンフットプリント検証サービスが始動!企業の環境戦略をサポート

SuMPOが新たに始めるカーボンフットプリント検証サービス



一般社団法人サステナブル経営推進機構(通称:SuMPO)は、2025年6月2日より、「SuMPO/LCA・CFP(カーボンフットプリント)検証サービス」をスタートします。このサービスは、企業のカーボンフットプリント(CFP)の算定結果を適切に検証し、信頼性と透明性を担保することを目的としています。

カーボンニュートラル時代への対応



近年、環境問題に対する関心が高まり、特にカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みが加速しています。政府が推進するGX政策や企業によるScope3の情報開示が本格化する中で、CFP算定の重要性も増しています。特に大手企業だけでなく、中小企業もこの動きに対応する必要が求められています。

LCAの重要性



LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いることで、製品やサービスの環境影響をライフサイクル全体で評価できます。この評価が企業の持続可能性戦略において不可欠となる中、SuMPOでは独自のEPDプログラムで培った第三者検証の実績を活かし、新たな検証サービスを提供します。

企業の懸念を解消する検証サービス



CFPの算定においては、「何を基準にするべきか」といった問い合わせが増えており、担当者からは実施に関する不安の声が寄せられています。SuMPOの新サービスは、LCAの専門家による第三者検証を通じ、このような不安を解消し、企業間のデータの受け渡しにおいて「安心」を提供します。

持続可能な経営への貢献



気候変動対策が企業の経営課題として位置づけられる中、環境コミュニケーションの質がブランド価値や市場競争力に直結します。SuMPOは、この新しい検証サービスを通じて企業が環境情報を信頼性高く開示できる手助けをし、持続可能な事業戦略の実現に貢献していく方針です。

対応可能な標準規格



今回の検証サービスにおいては、ISO14040やISO14044、さらには2023年に発表されたカーボンフットプリントガイドラインを基にした評価が行われます。これにより、企業のCFP算定における透明性と信頼性を向上させることが期待されます。サプライヤーによる算定やデータ共有の際に必要なガイドラインも整備されており、企業はそれに基づいてCFPの算定を行うことができます。

お問い合わせ先



SuMPOでは本サービスに関する詳細や相談を、専用の問い合わせフォームを通じて受け付けています。持続可能な企業活動を目指す皆様のサポートをお待ちしております。必要事項を記入の上、「クリティカルレビュー/LCA・CFP 検証サービス」を選択してください。担当者が順次ご連絡差し上げます。

この新たな取り組みにより、企業が今後、より一層信頼される環境戦略を構築できることを期待しています。

会社情報

会社名
一般社団法人サステナブル経営推進機構
住所
東京都千代田区内神田1-14-8KANDA SQUARE GATE4階
電話番号
03-5577-7578

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