全国初!観光型津波避難タワーと土肥桜
静岡県伊豆市の土肥地区で、観光と防災を兼ね備えた新しい施設が誕生しました。その名も「テラッセオレンジトイ」。
この施設は、日本で初めて観光型津波避難タワーとして設計されており、観光客の安全を守ると同時に、魅力的な観光スポットとしても機能しています。
土肥桜まつり開催概要
令和7年1月18日(土)から2月5日(水)まで、第10回土肥桜まつりが開催されます。このまつりは、日本で最も早咲きの桜「土肥桜」を中心に、地域の活性化を図ることを目的としています。土肥桜は、12月中旬から蕾が顔を出し、12月下旬に開花。2月中旬までは美しい花を楽しむことができます。開花が早い土肥桜の魅力を最大限に引き出すべく、地元の観光協会は様々なイベントを企画しています。
テラッセオレンジトイの特長
防災と観光の融合
テラッセオレンジトイは、最大1200人が避難できるスペースを確保しつつ、日常的には地域の食材を使用したレストランや展望台として機能します。施設は海抜14mの高さに設けられており、緊急時には津波からの避難が可能です。また、外周には幅広い階段が配置されており、観光客が容易に避難経路を理解できる工夫がされています。
施設の魅力
施設内には、足湯や展望デッキ、地元産品を販売する直売所があります。また、カフェでは地場食材を使用した軽食を提供しています。特に、地元の牛乳で作ったアイスクリームやコーヒーは多くの人に人気です。
土肥桜まつりのイベント内容
土肥桜まつりでは、スタンプラリーやフォトコンテスト、物産販売など様々なプログラムが用意されています。特に注目すべきは、期間中の夜間に行われる土肥桜のライトアップです。17時から21時にかけて、美しく彩られた桜を楽しむことができます。
土肥桜まつりに合わせて、あたみ桜とコラボイベントも企画されており、両まつりに持参することでノベルティをゲットするチャンスがあります。
ボンネットバスツアー
また、土日にはボンネットバス「伊豆の踊子号」を使ったツアーも実施され、参加者はより便利に桜を楽しむことができます。これに加え、土肥桜まつりの期間中、宿泊者には特別料金での入場特典も用意されています。
地元の魅力を感じよう
伊豆市の観光協会のスタッフは、「土肥桜は河津桜よりも早咲きで、毎年多くのお客様が訪れます。今年は新たに観光型津波避難タワーが開設されたことで、防災と観光の同時体験ができる場所となりました。この機会にぜひ土肥を訪れ、桜、温泉、海の幸をご堪能いただければと思います」と語っています。
この新しい取り組みを通じて、地域のさらなる発展と観光客の安全が確保されていくことでしょう。ぜひ、土肥桜まつりで新たな魅力を発見してください。