カルビーグループ初の「くるみん認定」の取得
日本の企業が増々多様化する労働環境に対応している中、カルビーポテト株式会社がついに「くるみん認定」を取得しました。これは、厚生労働大臣が授与する「子育てサポート企業」としての認定であり、2025年8月4日付で行われたものです。カルビーグループとしては初の快挙であり、その背景には社員のライフワークバランスを重視した様々な取り組みが存在します。
「くるみん認定」とは
「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法に基づく制度であり、行動計画を策定した企業の中で定めた目標を達成し、一定の基準を満たした場合に授与されます。この認定を受けた企業は、育児支援に積極的に取り組んでいる姿勢を社会にアピールできます。カルビーポテトはこの認定を手にすることにより、育児と仕事の両立を支援する企業として、一歩前進しました。
取り組み内容
カルビーは2011年にダイバーシティ委員会を設立し、社員がより働きやすい環境作りに尽力してきました。今回評価された取り組み内容は次の通りです:
1.
男性の育児休業取得率向上:従業員の育児休業取得率を40%に設定し、結果として80%の取得率を達成しました。これは、男性労働者が育児に積極的に関与できる環境を整えたことの証です。
2.
繁忙期の日曜固定休日化:忙しい季節における日曜の固定休暇を設け、労働者がリフレッシュできる時間を保証しました。
これらの取り組みは、農業を基盤とした企業が果たすべき社会的責任として、社員の生活と仕事を両立させるための努力が反映されています。特に北海道河西郡芽室町に位置する企業がこの認定を受けたのは、これは初めてのことです。
未来への取り組み
カルビーポテトは今後も、全ての社員が心地よく働ける職場環境の実現に向けて、育児と仕事の両立を支援するための取り組みをさらに推進していきます。子どもを育てる時間を社員が確保できることが、長期的な企業の発展や社会の持続可能性にも寄与するでしょう。
育児支援に対する企業の姿勢は、今後の労働市場においても非常に重要な要素となるはずです。こうした先駆的な取り組みを通じて、カルビーポテトは社員の満足度を高め、より良い企業を目指して進んでいくことでしょう。