モジュラス株式会社、内田渡教授を科学アドバイザーに就任
モジュラス株式会社(以下、モジュラス)は、東京都千代田区に本社を持つ企業で、最先端の計算科学を駆使したネットワーク型創薬ベンチャーとして注目を集めています。2018年7月1日付で、アステラス製薬株式会社の前研究本部長であり、現在は東北大学の特任教授である内田渡氏を科学アドバイザーに迎え入れることを発表しました。
内田教授の経歴と業績
内田教授は、30年以上にわたり創薬研究や初期臨床開発の分野で豊富な経験を有しています。アステラス製薬においては、薬理研究所所長や臨床薬理部長を務め、上席執行役員として研究本部長を務めた実績があります。特に、彼は新しい疾患領域への挑戦やM&Aを含むオープンイノベーション体制の構築に尽力し、初期臨床開発と創薬研究の融合を進めてきました。
彼はまた、英国オックスフォード大学での留学経験も有し、国内外の多様な知見を基にした創薬戦略を展開してきました。内田教授は、アステラス製薬を退職した後は東北大学で特任教授として新しい創薬の道を切り開く活動に励んでいます。
期待される役割
モジュラスとしては、内田教授の科学アドバイザー就任により、創薬研究プログラムの方針を示すだけでなく、ビジネス上の戦略課題にも対応していくことが可能になると考えています。特に、彼の持つ業界知識と経験が、モジュラスの計算科学とネットワーク型創薬法をさらに強化し、革新的な医薬品の開発へとつながることが期待されています。
企業のコメント
モジュラス株式会社の代表取締役である木村俊氏は、「内田教授をお迎えできることは大変光栄です。彼の深い知見が我々の研究の基盤をより強化してくれると確信しています。」と述べました。
一方、内田教授は、「創薬の最も重要な課題は、必要な薬を迅速に患者さんに届けることです。若い企業であるモジュラスの取り組みに貢献できることを楽しみにしています。」と語っています。
会社概要
モジュラス株式会社は、2016年8月に設立され、東京都港区新橋に本社を置いています。最新の科学技術を駆使し、独自のネットワーク型の創薬モデルを採用しており、革新的な医薬品の開発を目指しています。
URLリンクも開設され、さらなる情報発信が期待されています。
モジュラス株式会社ウェブサイト
内田教授の就任により、モジュラスがどのような新たな挑戦を展開していくのか、今後の動きに注目が集まります。