本坊酒造の偉業
鹿児島市に本社を構える本坊酒造株式会社が、イギリス・ロンドンで開催された「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2025」で、最優秀金賞と金賞という素晴らしい成果を収めました。特に、本格焼酎「屋久島 大自然林 麦」が最優秀金賞という栄誉に輝き、他にも「ARAWAZA BARREL FINISH」と「ARAWAZA Stannum」が金賞を獲得しました。
受賞製品の特徴
屋久島 大自然林 麦
最優秀金賞を受賞した「屋久島 大自然林 麦」は、麦と麦麹を原材料に使用した焼酎です。アルコール分は25%、1800mlが税込3,291円、720mlが税込1,640円で、特約店限定販売となっています。この焼酎は、屋久島の自然環境に恵まれた水を使用し、鹿児島の大麦を丁寧に用いた手造り甕壷仕込みで造られています。
その結果生まれたのは、香ばしく、味わいは柔らかで濃厚なカカオや蜜のような深みを持つ特徴的な焼酎です。飲んだ瞬間、屋久島の大自然を感じることができるような逸品です。
ARAWAZA BARREL FINISH
次に金賞を受賞した「ARAWAZA BARREL FINISH」は、さつま芋と米麹を原料にした焼酎で、アルコール分は36%。700mlは化粧箱入りで税込3,080円という価格設定です。特許技術である「磨き蒸留」に基づき、シングルモルトウイスキーの樽で追加熟成されたこの焼酎は、フルーティーで爽やかな香りが特徴。
淡い琥珀色で、ハーブやスパイスの香りが重なり合い、ウッディーさやバニラの甘みを感じさせるエレガントな味わいとなっています。観賞用としても楽しめる品です。
ARAWAZA Stannum
最後に金賞を獲得した「ARAWAZA Stannum」は、さつま芋と米麹を原料とし、こちらもアルコール分36%。同様に700mlが税込3,080円で販売されています。この焼酎は、特許技術と伝統的な蒸留法を組み合わせることにより、滑らかで軽快な香味に仕上がっています。
錫蛇管を用いた小型蒸留機で生み出された原酒は、香りと風味のバランスが絶妙で、芳醇さが際立つ一品です。このように、技術革新と伝統が見事に調和した味わいを持っています。
ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)とは
「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」は、酒類専門出版社「ドリンクス・インターナショナル」が主催する、世界的に権威ある酒類コンペティションです。30回目を迎えた本大会では、焼酎だけでなく、ジンやウォッカ、テキーラなど多彩な部門が設けられています。
審査は著名なスピリッツ業界の専門家によるブラインド・テイスティングが行われ、優れた製品には金賞、銀賞、銅賞が授与されます。特に金賞受賞作の中から選ばれる最優秀金賞は、最高の栄誉となります。
授賞式の情報
ISCの授賞式は2025年9月25日にロンドンで開催される予定です。この日、最優秀金賞やトロフィー受賞の結果が発表されるため、多くの注目が集まります。
本坊酒造の作り出した魅力的な焼酎が、世界で評価されることを期待しています。さらに詳細はISCの公式ウェブサイトをぜひチェックしてください。