宇宙を学ぶ授業
2025-10-21 12:47:17

タカラトミーが葛飾区で宇宙を学ぶ特別授業を実施!

タカラトミーが葛飾区で特別出前授業を実施



2023年10月18日、東京・葛飾区に位置する清和小学校で、株式会社タカラトミーによる特別出前授業が行われました。この授業には、宇宙やロボットに興味を持つ全学年の89名が集まり、特別な体験を通じて学びの機会が創出されました。

この授業の背景には、小学校とタカラトミー、さらに日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同開発によって生まれた超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q」があります。これをきっかけに、同校は「SORA-Q」のアンバサダー企画に参加し、授業が実現しました。

授業のメインは、タカラトミーの開発者である米田陽亮氏とプロジェクトリーダーの赤木謙介氏による解説です。彼らは子供たちに向けて「SORA-Q」の開発秘話や宇宙にまつわるクイズを通じて、わかりやすくその魅力を伝えました。「地球から月までは38万キロ。新幹線で行くと53日かかる」という赤木さんの説明には、子供たちから驚きの声が上がりました。

授業中には質問タイムも設けられ、子供たちから「どうしてSORA-Qを作ったのか?」や「横にある黄色い模型は何?」といった具体的な疑問が寄せられました。米田さんと赤木さんは、熱心に一つひとつの質問に丁寧に答えました。

さらに授業の後半では、選ばれた6名の児童が実際に「SORA-Q」のフラッグシップモデルを操作する機会が設けられました。この操縦体験は子供たちにとって特別なものであり、「操作は難しかったけど、すごく楽しかった」と喜びの声を上げる子もいました。

授業の締めくくりとして、タカラトミーから同校へ「SORA-Q Flagship Model」2台が贈呈され、子供たちから感謝の拍手が起こりました。このロボットは2024年1月20日に月面着陸に成功した世界最小・最軽量の月面ロボットであり、現在も月面で活動を続けています。赤木さんは「次の満月には、みんなが見上げる月にSORA-Qがいることを思い出してほしい」と話し、子供たちに夢を持つことの大切さを伝えました。

授業後、フラッグシップモデルを受け取った二人の児童に話を聞くと、7歳の尾花さんは「操作が難しかったけど楽しかった」と笑顔で答え、同じく7歳の工藤さんは「月に物を運ぶのに1kgあたり100万円かかると聞いて驚いた」と、貴重な体験を通した学びを語りました。今回の特別授業は、子供たちに宇宙への興味を深める良い機会となりました。


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会社情報

会社名
葛飾区
住所
東京都葛飾区立石5-13-1
電話番号
03-3695-1111

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