ウイスキーコニサークラブの新ボトルが一般販売開始
2023年7月に設立された「ウイスキーコニサークラブ(WCC)」が、会員専用に販売していた「シークレットアイラ 2019 3年」の一般販売をスタートさせました。株式会社ウイスキー文化研究所が発表!
このボトルは、1815年に創業された蒸留所からのシングルモルトスコッチウイスキーで、熟成期間は3年。アイラ島南部の蒸留所から届き、ラベルにはカレドニアン・マクブレイン社のフェリーが描かれています。これはケナクレイグとアイラのポートエレンを結ぶ航路を記念したもので、これから始まる新たな旅を象徴しています。
ボトルの特徴
「シークレットアイラ 2019 3年」は、しっかりとしたピート香があり、パワフルで甘い香味が特徴です。土屋守氏によるテイスティングノートには、フレッシュでピーティなアロマがあり、焚火の香ばしさと燻製の風味を楽しむことができます。また、口に含むとスムーズで甘く、ピートの香りが一層強まり、後続のホットでスパイシーな余韻が楽しめます。まだ若いアイラのシングルモルトではありますが、フレッシュな海風とピートを堪能でき、まるで潮風の中を漂っているかのような感覚を味わえます。
価格と購入方法
一般販売価格は18,700円(税込)となっており、ウイスキーコニサークラブの会員資格を持つ方には特別価格として16,500円(税込)で提供されています。会員の方は引き続き特別な価格での購入ができます。
購入を希望する方は、ウイスキー文化研究所の公式サイトにアクセスし、オンラインショップから手続きが可能です。
「ウイスキーコニサー」とは
「ウイスキーコニサー」とは、ウイスキー専門の知識や能力を持つ者を認定する資格です。コニサー資格認定制度は2004年にスタートし、現在は3段階に分かれており、第一段階が「ウイスキーエキスパート」となっています。この資格を通じて、ウイスキー文化の普及を目指す団体です。
今後の展望
「ウイスキーコニサークラブ」は、年4回発行される会報誌やイベント、限定ウイスキーの提供など、多様な特典を会員に用意し、さらなる文化交流を促進します。ウイスキーに興味がある方、もっと深く楽しみたい方にはぜひ参加をお勧めします。
ウイスキー文化研究所は、土屋守氏が代表を務め、ウイスキーの普及と評論を通じて、業界に重要な影響を与えてきました。今回の新ボトル販売をきっかけに、ウイスキー文化がさらに広がることを期待しています。