気仙沼版おさんぽBINGO
2019-09-24 08:00:17
気仙沼市の子どもたちによるオリジナル『おさんぽBINGO』プロジェクトが始動
新しい発見を楽しむ『おさんぽBINGO』
「おさんぽBINGO」とは、自然や街の様子を探しながら楽しむ移動式のビンゴゲームです。花や動物、建物などのイラストが描かれたカードを手に持ちながら散歩し、同じイラストを見つけたら穴を開けていきます。目の前に広がる風景が新たな視点で楽しめるというユニークな活動です。特に特定の地域やシーズンに絞った『おさんぽBINGO』を通じて、参加者同士の会話が生まれ、コミュニティの結びつきも深まります。
気仙沼市立面瀬小学校の挑戦
今回、宮城県気仙沼市にある面瀬小学校では、地域オリジナルの『おさんぽBINGO』を作るプロジェクトがスタートします。この取り組みは、東日本大震災の影響を受けた気仙沼市が掲げる復興スローガン「海と生きる」に基づいています。政治的な背景は重要ですが、特に子どもたちが海との関係を学ぶ「海洋教育」に重点を置いています。
子どもたちは今後、地域の人々や自然について考えながら、気仙沼の魅力を詰め込んだビンゴカードの作成に取り組みます。そうすることで、地元の良さに気づき、他の人々にもその魅力を伝えるきっかけをつくります。
ワークショップでのアイテム探し
このプロジェクトには、3710Labと広告制作会社サン・アドのブンケンメンバーが講師として参加します。初回のワークショップでは、子どもたちが周囲を探索しながらアイテム探しを行う予定です。家でも家族と一緒に意見を出し合い、気仙沼版のおさんぽBINGOの完成を目指します。これにより、地域の特性や文化についての理解も深まるでしょう。
完成したビンゴカードは商品化され、観光PRや町おこしの施策として広く活用される予定です。子どもたちが創り上げた作品に対してはキャッチコピーやPOPデザインも工夫し、地域への愛着を育む良い機会になるでしょう。
ワークショップの詳細
この活動は、2019年10月1日から始まり、第一回ワークショップが実施されます。次回は12月中旬を予定しており、キャッチコピーやPOP作りに取り組む予定です。これには、地域の観光資源発掘やPR活動の一環として、大きな意味があると言えるでしょう。
3710Lab(みなとラボ)について
一般社団法人3710Labは、海や教育に関する新しい視点を提供することを目指した団体で、さまざまな教育事業やイベントを手掛けています。これにより、未来を担う子どもたちの創造性や地域への理解を深める活動を続けています。
間近に迫るこの新プロジェクトを通じて、気仙沼市の地域活性化につながることが期待されています。子どもたちの目を通じて、地域の新たな魅力が発見され、訪れた人たちにもその良さが伝わることでしょう。興味のある方は、ぜひ『おさんぽBINGO』の情報をチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人3710Lab
- 住所
- 東京都港区南青山2-9-25センチュリーホーム南青山B棟302
- 電話番号
-
03-6823-8307