播州織の魅力を全国へ!第100回ギフトショーに7者が合同出展
兵庫県多可郡多可町に位置する「多可町商工会」は、地域の伝統産業である播州織の魅力を全国に発信するため、7つの事業者が合同で出展することを発表しました。イベントは、2025年9月3日から5日まで、東京ビッグサイトで開催される「第100回東京インターナショナルギフトショー」です。
多彩な出展者が集結
今回の出展では、初めて参加する小規模事業者も含めた7者が、自社の技術やノウハウを結集し、さまざまな商品やサービスを展示します。それぞれの企業が持つ独自のアイデンティティを活かし、工夫を凝らしたブース展開により、新規顧客の獲得や販路開拓を目指します。
出展者一覧は以下の通りです:
- - 川上織物株式会社:エアージェット織機を彷彿とさせる高品質な生地を製造。
- - 橋本裕司織布:独特の風合いを持つ生地を専門に、OEM生産も行っています。
- - 絲結:播州の産地にふさわしいモノづくりを推進。
- - ㈱コンドウファクトリー:高い自由度を持つジャカード織機を使用し、ユニークなデザインを織り込む。
- - 高邦商事株式会社:生地の企画から製品化に取り組み、新しい価値を提供。
- - 布工房 風花~kazahana~:1000種類以上の生地を扱っており、播州織を用いた商品も展開。
- - 足立織物株式会社:環境に配慮した防災用品を製造し、アップサイクルに取り組んでいます。
展示会の魅力と目的
全年齢層にわたる約14万人の来場者が見込まれる本展示会では、商材を求める大手企業や個人経営者に向けたアプローチが考えられています。今回は第100回という特別な節目だけに、多くの期待が寄せられています。
出展者は、この数ヶ月間を通じて、効果的なPR戦略や顧客視点からのアプローチ方法について学んできました。これにより、展示会でより良い成果を上げることにつながるでしょう。
さらに、今回のギフトショーに合わせて、同時にオンライン展示会も開催されることが決定しました。来場できない方々にも「リアル播州織EXPO2025」として、オンライン上で購買体験や商談ができる機会が提供されます。これは、自宅や会社からでも播州織の魅力を体験できる絶好のチャンスです。
飯著の多様性が生む新たな価値
播州織はその独特な多様性が持ち味です。7者の協力を通じて、新しいアイデアや組み合わせが次々と生まれ、産地の発展に寄与しています。このプロジェクトを通じて、日本の伝統文化を再認識し、次世代へと受け継いでいく重要性を感じることができます。
また、イベントに足を運ぶことで、実際に触れ、その魅力を体験できる貴重な機会も提供されるため、来場者にはぜひ「播州織」に触れていただき、体感してほしいと願っています。
多可町商工会が主導するこのプロジェクトは、地域経済の活性化にも寄与し、播州織のさらなる可能性を広げていくことでしょう。皆さんもぜひ、展示会に訪れて播州織の魅力を直接感じてみてください。お待ちしております!