Animoca Brands Japanと三井物産、LuckyFesでweb3を活用したロイヤリティプログラムを構築へ

Animoca Brands Japanと三井物産、LuckyFesでweb3活用したロイヤリティプログラム構築へ

Animoca Brands Japanと三井物産は、株式会社LuckyFM茨城放送と連携し、2024年7月13日〜15日に開催される「LuckyFes’24」で、web3を活用した新たなロイヤリティプログラムの実証実験（PoC）を実施することを発表しました。

このPoCでは、イベントに参加する63組のアーティストを対象に、ファンがアーティストを応援する行動を可視化し、デジタル証明書であるSBT（ソウルバンドトークン）を発行することで、ファンへの報酬や特典提供を可能にするシステムを構築します。

ファンとアーティストの新しい関係構築を目指して

近年、アーティストの成長に欠かせない存在となっているファンは、自身の熱意をアーティストに届けるために、様々な活動を行っています。しかし、従来のファン活動は、ファン自身のボランタリーな行動に頼っており、ファンに対する十分な還元が不足しているのが現状です。

Animoca Brands Japanと三井物産は、この課題を解決するため、ファンがアーティストを応援する行動をデータとして可視化し、web3技術を活用することで、ファンに対する適切な報酬や特典を提供する仕組みを構築することで、ファンとアーティストの新しい関係構築を目指しています。

オシトラと連携し、ファン体験の向上を図る

今回のPoCでは、三井物産が提供する推し活を記録・可視化するサービス「オシトラ」と連携することで、ファンの行動データをより詳細に分析し、より効果的な報酬や特典の提供につなげます。

オシトラは、ファンがアーティストを応援する行動を記録し、可視化することで、ファンの熱意をアーティストに伝えることを目的としたサービスです。

今回のPoCを通じて、オシトラにweb3技術を導入することで、ファンの活動量の証明や、活動量に応じたコンテンツ提供などを実現し、ファン体験の向上を目指します。

PoCの検証項目

今回のPoCでは、以下の項目を検証します。

推し活の行動データ収集システムの構築・実装
ロイヤリティを評価する適切な指標・タスクの設計
ファンの推し活に対する、アーティストからのリワード設計
収集したデータ管理・マーケティング活用可能性の検討

今後の展望

Animoca Brands Japanと三井物産は、今回のPoCを通じて得られた知見を基に、web3を活用した新たなロイヤリティプログラムの開発を進め、ファンとアーティストのより良い関係構築を目指していきます。

LuckyFes’24 概要

開催期間：2024年7月13日〜15日
会場：茨城県ひたちなか市
出演アーティスト：63組

企業情報

Animoca Brands Japan
公式サイト：https://www.animocabrands.co.jp/
X(旧Twitter)：https://twitter.com/Animocabrandskk
三井物産
公式サイト：https://www.mitsui.com/jp/ja/
株式会社LuckyFM茨城放送
公式サイト：https://lucky-ibaraki.com/