エレコムが新たにリリースしたサイネージSTBの特徴
手のひらサイズのコンパクトな設計
エレコム株式会社は、同社のサイネージサービス「掲示板NEXT」用として開発した新しいセットトップボックス(STB)を発表しました。このモデルは、Windows 11 IoTを搭載し、無線LANにも対応しているため、非常に幅広い利用シーンを想定しています。このSTBは、特に省スペース設計が施されており、サイズはわずか103mm幅。手のひらに収まる軽量モデルとなっているため、さまざまな場所に設置可能です。
最新技術を駆使した高性能
この小型軽量STBの心臓部には、Intelのプロセッサーが搭載されており、グラフィック性能も大幅に向上しています。これにより、最大4K解像度での高精細コンテンツ表示が可能となり、視覚的なインパクトを持つサイネージを実現します。また、Windows 11 IoT Enterprise 2024 LTSCがプリインストールされているため、既存のWindows 10環境からのリプレイスもスムーズに行えます。
広範囲の環境での使用に対応
このSTBは、-10℃から50℃までの動作温度範囲を持ち、耐衝撃性にも優れており、米国の軍用規格“MIL-STD-810G”に準拠した設計が施されています。これにより、過酷な環境でも安定して運用できる堅牢設計が魅力です。特に、24時間、5年以上の連続稼働を想定して作られているため、ビジネスの現場でも安心して使用することができます。
簡単な設置方法
さらに、このSTBはVESAマウントキットが付属しており、VESA対応モニターやDINレールにも容易に取り付けが可能です。これにより、ディスプレイの背面や制御盤への設置が簡単になります。また、IEEE802.11ac/a/b/g/nに対応した無線LAN規格のおかげで、配線の手間が省け、無駄なスペースを取らずに設置できます。
オプションモデルの選択肢
一般のモデルとは別に、「メッセージボード・画面配信機能」を搭載したオプション付きモデルもラインアップしています。これにより、利用シーンの幅が広がるだけでなく、より多様なニーズに応えることが可能です。
コスト削減と情報発信の向上
エレコムのサイネージサービス「掲示板NEXT」を導入することで、ランニングコストの削減や管理サーバーの不要化が実現します。紙の掲示板を置き換えることで、情報発信のコスト削減や質の向上が期待でき、リアルタイムの情報提供が可能となります。このような利点から、企業や施設におけるコミュニケーション改善が見込まれます。
最後に
この新たなサイネージSTBは、エレコムが掲げる「Better being」の理念を体現した製品です。進化した技術により、多様なニーズに応え、より良い社会を目指す取り組みの一環として、ぜひ注目したいモデルです。詳しい情報はエレコム公式サイトをご覧ください。