未来を走る列車、高架上の革新
京都の梅小路エリアに、全く新しいレストラン「FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE」が2025年9月20日にグランドオープンします。 これは日本初の廃線高架を利用した列車型のエンターテイメントレストランで、地域活性化を目指す重要なプロジェクトです。
出発式、豪華ゲストが集結
オープンに先立ち、9月18日には京都市長の松井孝治氏を含む関係者が集まり、出発式が行われました。式では、松井市長が「廃線から未来へと繋がる素晴らしい取り組み」と称賛し、新たな京都の魅力を発掘する展望を示しました。
また、代表取締役の橋本修男氏は、京都駅西部エリアの賑わいを生むために地域との連携を強調し、「FUTURE TRAIN」が多くのお客様を引き寄せる重要な位置付けであると述べました。
鉄道好きの夢が現実に
プロデューサーの増田セバスチャン氏にとって、実際のサンダーバードを使用したこのエンターテイメント施設を作ることは子供の頃からの夢だったと語ります。彼は難しい課題を乗り越え、このプロジェクトを支えてくれた全ての人々に感謝の意を表しました。
「FUTURE TRAIN」は単なるレストランではなく、エンターテイメント体験を提供します。1号車では乗車体験、2号車では食事を楽しむことができ、双方の体験が融合したユニークな空間が誕生します。
オープニングパーティーと楽しい雰囲気
出発式の後には、オープニングパーティーも開催され、ドレスコード「Something Pink」に合わせたピンク色のアイテムを身に着けたゲストたちが店内を彩りました。大沢伸一らの豪華なDJプレイもあり、音楽とアートが融合した魅力的な夜を演出しました。
サンダーバードをアップサイクルした新施設
グランドオープンでは、すでにオープンしている2号車、3号車、4号車に加え、新たに1号車「FUTURE BIRD」を公開します。これは廃車となった681系サンダーバードをアップサイクルした体験型のエリアです。また、5号車には線路に隣接した「テラス車両」が設けられ、さらに多彩な体験を提供します。
「FUTURE TRAIN」は、訪れる人々に特別な時間と新しい体験を提供しながら、梅小路エリアの新たな観光名所として発展することを目指しています。地域との連携を大切にし、日本のポップカルチャーの発信地ともなることが期待されています。
店舗情報
- - 店名: FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE
- - 所在地: 京都府京都市下京区観喜寺町3-7梅小路ハイライン
- - アクセス: 京都駅から1駅(JR西日本 山陰本線 梅小路京都西駅 直結)、徒歩20分
- - グランドオープン日: 2025年9月20日(土)
- - 席数: 全88席
- - 入場料金: 700円(小学生以下300円、未就学児無料)
- - 営業時間: 平日11時〜16時、17時〜23時/土日祝11時〜23時
- - 公式サイト: futuretrain.jp
- - Instagram: futuretrain.kyoto