高校生が挑む商品開発
2024-09-18 16:21:37

千葉商科大学付属高校生が地元企業と共に開発したオリジナル商品を販売

千葉商科大学付属高校の挑戦



千葉県市川市にある千葉商科大学付属高等学校の商業科の学生たちが、地元企業と協力してオリジナル商品を開発するプロジェクトに取り組んでいます。この取り組みは「価値創造プロジェクト」と名付けられ、商業科の2年生と3年生の総勢45名が参加しています。これまでに22社の地元企業と手を組み、地域の特産品を生かした商品作りを行ってきました。

地域貢献への意欲



プロジェクトの目的は、ただ商品を作るだけではなく、地域の特産品をテーマにし、地産地消の観点からの社会貢献の側面も持っています。生徒たちは企業との具体的な打ち合わせを通じて企業が抱える課題を聞き取り、その解決策を見出すために市場調査を実施しました。地域活性化を意識した商品開発を進めた結果、7種類の焼き菓子や和菓子が完成しました。

発売概要



これらの商品は、2024年10月6日(日)午前9時より、「道の駅いちかわ」にて特設ワゴンで販売されます。特設ワゴンでは、生徒たち自身が接客も行い、販売の楽しさも体験します。また、一部商品はコラボ先企業の店舗でも購入可能です。

販売される商品一覧


以下は、生徒たちが開発した商品の一部です:
  • - 高校生が考えた!千葉県産ピーナッツ入りシューラスク(お菓子工房ポニー)
  • - しじみ・あさりの味噌汁(加藤海苔店)
  • - 海苔と最中のお吸い物(加藤海苔店)
  • - のり味噌(加藤海苔店)
  • - 和菓子所八矢庵の和菓子(ANDORA)

これらの商品は、地元の素材を活かしながら、食品ロスを解消するためのアイデアをもとに作られています。特に、ピーナッツシューラスクは、地域の特産物を用いたユニークなスイーツとして注目されています。

誇りを持って販売に臨む生徒たち



「道の駅いちかわ」の販売日では、生徒たちが自ら商品を説明しながら販売を行います。彼らにとって、この経験は理論だけでなく実践を通じて価値を学ぶ大切な機会となります。本プロジェクトは、商業科の授業の一環として行われており、若い世代が地域社会に貢献する姿を後押しするものです。

また、このプロジェクトで開発した「Ps'(ピース)」は、11月3日に池袋で行われる商業高校フードグランプリの本選にも出場が決定しています。全国39校から選ばれた作品の中から選出されたことは、生徒たちにとって大きな自信となっています。

これからも生徒たちは、地域のために自分たちができることを見つけ、様々な挑戦を続けていくことでしょう。消費者と地域の架け橋となる新しいビジネスモデルを育てることで、彼らは未来の地域経済に多大なる貢献をもたらすことを期待されています。


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千葉商科大学
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