阪急阪神エクスプレス、南アフリカに新たな倉庫を開設し物流事業を強化

阪急阪神エクスプレスが南アフリカに新倉庫を開設

2024年8月1日、阪急阪神エクスプレスの南アフリカ法人、INTRASPEED SOUTH AFRICA (PTY) LTD.が新たな倉庫をヨハネスブルグに開設することを発表しました。この新倉庫は、当社の本社に近い位置に立地し、物流事業の効率性を高めることを目指しています。

新倉庫開設の背景

現在、ヨハネスブルグにある本社併設の倉庫では、3PL（第三者物流）貨物や航空貨物の手荷物倉庫、さらには保税エリアも保有しており、クライアントに多様なサービスを提供しています。しかしながら、近年の倉庫需要の高まりと、既存倉庫の手狭感が影響し、新たな倉庫を開設するに至りました。

新倉庫では、商品の入出庫管理や検品、ラベリングなど、多様な業務に対応可能であり、先進的なWMS（倉庫管理システム）を使用して在庫管理を行います。さらに、24時間体制のCCTVによるセキュリティ管理を実施し、顧客の大切な商品を安心して保管できる環境を整えています。

倉庫の立地とアクセス

新倉庫は、空港からのアクセスが良好で、近隣には工業エリアが広がるビジネスパークに位置しています。これにより、様々な業種の顧客ニーズに幅広く対応することが可能です。

強化されるアフリカ市場への展望

INTRASPEED社は、南アフリカやケニアに拠点を持ち、アフリカ市場での事業展開を積極的に行っています。1999年に設立された同社は、2018年に阪急阪神エクスプレスが出資して子会社化されて以来、アフリカにおけるビジネス戦略を強化してきました。

今夏にはダーバン支店・倉庫の移転拡張も計画中で、アフリカ市場における頼れるパートナーとしての地位を固めていく意向です。

会社の未来

阪急阪神エクスプレスは高品質な国際輸送サービスを提供し、今後も国内外での倉庫機能の充実を図ることで、ロジスティクス事業をさらに拡大していく方針です。

ヨハネスブルグ第二倉庫の概要

- 名称: INTRASPEED SOUTH AFRICA (PTY) LTD. Johannesburg 2nd Warehouse
- 住所: Unit C - 1 Spartan Road, Spartan Ext 20, Kempton Park 1619 South Africa
- 営業開始日: 2024年8月1日
- 倉庫面積: 1,551平方メートル（事務所385平方メートル）
- 倉庫設備: 非常用発電機、24時間CCTVセキュリティ
- 業務内容: 在庫管理、流通加工、集配送、食品保管