常陸乃国いせ海老振興県フォーラムの開催
来たる2024年11月7日(木)、茨城県大洗町にあるPrimitive hut 夏海の家にて、初回となる「全日本いせ海老振興県フォーラム」が開催されます。このフォーラムは、常陸乃国いせ海老のさらなる発展を目的としており、地域の水産資源の持続可能な利用についても考える場となります。
協議会の主催のもと、料理人や専門家を招いたパネルディスカッションが行われる予定です。登壇者には、東京大学准教授の山川卓氏や茨城県水産試験場の研究員、多賀真氏、さらに松乃鮨の4代目、手塚良則氏など、幅広い分野の専門家が参加します。この討論会では、常陸乃国いせ海老と茨城県産のエディブルフラワーを使った料理が披露され、出席者に試食していただく機会があります。
フォーラムの概要
- - 日時:2024年11月7日(木) 15:10~16:15
- - 場所:Primitive hut 夏海の家 〒311-1311 茨城県東茨城郡大洗町大貫町256-82
- - ファシリテーター:常陸乃国いせ海老推進協議会会長 山口晃平氏
- - パネラー:
- 山川 卓(東京大学大学院 准教授)
- 多賀 真(茨城県水産試験場 主任研究員)
- 手塚 良則(松乃鮨 4代目)
- 畑 高文(花ひろ 店主)
- 大井 健司(Ristorante TSUMU オーナーシェフ)
- 藤 良樹(YOSHIKI FUJI オーナーシェフ)
これまでの活動と目指す未来
常陸乃国いせ海老推進協議会は、茨城県で漁獲されるイセエビのブランド化と消費拡大を目的に設立された団体です。近年、関係者の努力により「常陸乃国いせ海老」という新ブランドが発表され、地元の漁業者や飲食店は地域の経済と観光の活性化を目指しています。
2023年には、特にイセエビの大きさや品質が強調され、消費者にその魅力を伝えるためのイベントが実施されました。ここでは江戸時代の技法を用いた「常陸乃国いせ海老天ぷらそば」なども提供され、地域の伝統的な食文化の再現に努めています。
今後の展望
今回のフォーラムを契機に、さらに新しい料理の創造と食文化の振興に力を入れていく考えです。特に、常陸乃国いせ海老の多様な料理法を模索し、新たなファンを獲得することが期待されます。
参加を希望される方は、ぜひこの歴史ある海老の魅力を学び、味わってみてください。皆さまのご来場をお待ちしています。