広告印刷の新時代
2025-11-07 15:33:15

株式会社ミマキエンジニアリング、新しい水性顔料インクで広告の印刷革命を推進

ミマキエンジニアリング、新しい水性顔料インクで広告の印刷革命を推進



株式会社ミマキエンジニアリングは、サイングラフィック用途に特化した水性顔料インク「AP50」を発表しました。この新しいインクは、高速昇華転写用インクジェットプリンタ「Tiger600-1800TS」に搭載され、2026年2月から市場に投入される予定です。これにより、短期間でポスターやPOPなどの広告を高画質で高鮮明に印刷できる新しいシステムが実現します。

Tiger600-1800TSの特長


Tiger600-1800TSは、独自の画像処理技術と高速駆動ヘッドを採用しており、非常に高い生産性と画質の両立を可能にしています。特に、テキスタイルプリント用途で高評価を得ているこのプリンターが、ポスターなどのグラフィック印刷に応用されることで、より多くのニーズに応えることができるのです。

新開発の「AP50」のイノベーション


「AP50」は、Tiger600-1800TSの圧倒的なスピードと美しい表現力を最大限に引き出すために設計されています。特に鮮やかな発色と優れた乾燥性を持ち、滲みが少なくシャープな描画が可能です。赤色部分の彩度が高く、視認性や印象が求められる用途に非常に適しています。

さらに、CMYK各色で10kgの大容量インクタンクを備え、長時間の連続運転が可能です。これにより、インクコストを抑えつつも、大量のポスターやPOPを効率的に出力できます。また、標準RIPソフトに組み込まれた「インクセーブ機能」により、用途に応じたインクの最適化も実現しました。

安全性への配慮


主成分が水である「AP50」は、GREENGUARD Gold認証の取得を目指し、安全で快適な生産環境の構築にも寄与する見込みです。この認証は、低VOC(揮発性有機化合物)排出を保証し、持続可能な製品の証となります。

高速で安定した生産


Tiger600-1800TSと「AP50」の組み合わせにより、実用速度220㎡/hという高い生産性を持ち、メディアのシワを抑える搬送システムが搭載されています。このシステムにより、鮮やかで高画質な広告を高速に、かつ安定的に出力できるようになります。

クラウドシステムによるサポート


さらに、プリンターの稼働状況やインクの使用状況をリアルタイムで把握できるクラウド型モニターツール「PICT」など、全体を通じたトータルソリューションを提供します。お客様の生産性を向上させるために、導入時から安定稼働まで手厚くサポートします。

今後の展開


水性顔料インク「AP50」を搭載したTiger600-1800TSは、2026年2月のリリースを目指しています。年間約20台の販売を見込んでおり、西欧諸国を中心に招待展示会を「公開予定です。

ミマキエンジニアリングは、常に新しい技術革新を追求し、「美しさと速さ」を実現するための努力を惜しみません。新たな広告印刷の時代を切り開く「AP50」に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社ミマキエンジニアリング
住所
長野県東御市滋野乙2182-3本社・牧家工場3階
電話番号
0268-64-2281

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