脱炭素とクリーン技術を探る南オーストラリア州フォーラム

南オーストラリア州：脱炭素およびクリーン技術に関するフォーラムが開催

2025年、東京で行われる大阪・関西万博の際に、南オーストラリア州が主催するフォーラムが注目を集めています。このイベントは、脱炭素とクリーン技術に焦点を当てており、未来のビジョンを共有する場として機能します。特に、地球環境問題が深刻化している中、持続可能なエネルギーの重要性が高まっていることから、多くの関係者が期待を寄せています。

フォーラムの目的と開催概要

フォーラムは、2025年9月17日に大阪・関西万博のオーストラリアパビリオン内、海ルームで開催されます。午後2時から始まり、受付は午後1時30分から行われます。出席が期待されるのは、資源やエネルギー分野の企業、大学、官公庁、メディア関係者など、様々なバックグラウンドを持った専門家たちです。

プログラムの内容

フォーラムでは、南オーストラリア州政府からの基調講演に加え、専門家によるパネルディスカッションが実施され、州の代表的なプロジェクト開発企業やサプライチェーン関係者のプレゼンテーションも行われます。主要テーマは以下の通りです：

- 再生可能エネルギーの開発
- 鉱物・重要鉱物資源
- CCUS（Carbon Capture, Utilization and Storage）技術とその活用方法
- 水素エネルギー
- 低炭素燃料（e-メタン、合成燃料、持続可能な航空燃料）
- クリーンテクノロジー

これらテーマのもと、参加者は新たな知識を得るとともに、ビジネスチャンスを模索することができます。

参加企業の紹介

フォーラムには、以下の来日予定企業が参加し、各自の取り組みや技術についてプレゼンテーションを行います：

- Agile Mining：南オーストラリア州に拠点を置く鉱山会社で、露天掘り採掘サービスを提供。
- Fyfe：エンジニアリングや環境に関するコンサルティングを行い、再生可能エネルギー分野で20年以上の経験を持つ企業。
- Green Gold Energy：再生可能エネルギーの専門家で、複合的なプロジェクトを展開。
- HILT-CRC：共同研究組織で、脱炭素化を進める技術を開発。
- Santos：南オーストラリア州発祥のエネルギー企業で、低炭素技術に注力し持続可能なエネルギーを目指しています。

参加のチャンス

フォーラムはネットワーキングの機会も豊富で、参加者が意見を交わしながら新たなつながりを築くことが期待されます。資源・エネルギー分野の関係者との交流を通じ、投資や協業の機会を探る場として大いに活用されるでしょう。

参加を希望される方は、9月11日までに鈴木に連絡する必要があります。また、来日企業への個別取材も可能とのことなので、関心がある方はお申し込みの際にその旨を伝えると良いでしょう。