UPBOND、5000万円調達
2020-10-05 08:00:02
UPBOND、B2C事業者向けDX支援で5000万円の資金調達を実施
UPBOND、B2C事業者向けのデジタル変革支援を強化
株式会社UPBONDは、B2C事業者に対してデジタル変革(DX)の支援を行うため、シードラウンドで合計5000万円の資金調達を実施しました。特に、コロナ禍でのデジタルソリューションの需要が高まる中、UPBONDはオフラインとオンラインを融合させた新たなビジネスモデルを提供しています。
B2C事業者に求められる真のデジタル改革
UPBONDは、以下の4つの要素を重視しており、これを実現することで顧客の満足度を向上させることを目指しています。
1. 顧客IDの統合
複数のチャネル(オンライン、オフライン、ソーシャルメディアなど)から一つの顧客IDでログインできる環境を構築します。これにより、リアルな体験を提供できる店舗の価値を数値化し、不採算店舗だったとしても新たなビジネス機会を生む可能性があります。
2. 複数ツールの連携
UPBONDは、数多くの優れたツールを一貫して活用するための仕組みを提供します。マーケティング現場でのツール選択の自由度を確保しながら、既存のツールと新しいツールがスムーズに連携できる低コストでのソリューションを提案します。
3. リアルタイムでのデータアクセス
経営陣や現場がファクトに基づいて議論するためには、社内に散在するデータをリアルタイムで分析できることが求められます。迅速な意思決定が必要なデジタルの時代において、リアルタイムのデータアクセスは必要不可欠です。
4. AIによる顧客とのコミュニケーション支援
顧客との精度の高いコミュニケーションを実現するために、AIの活用が不可欠です。UPBONDは、顧客一人ひとりに対する細かなコミュニケーション設計を行い、ブランドのファンを増やすお手伝いをします。
資金調達の背景と企業の思い
UPBONDの資金調達は、コロナの影響で同社ソリューションの需要が急増したことが背景にあります。迅速な開発体制の構築とカスタマーサポートの強化を目指して、今回の資金が活用される予定です。
また、UPBONDのロゴには日本の水引をモチーフとしており、結束の強さとグローバル展開への決意が表現されています。代表取締役の水岡駿氏と取締役CEOの芝田健氏は、それぞれ多様な経歴を活かして企業を牽引しています。
投資家の期待
投資家であるSoul CapitalのBilly So氏は、UPBONDのクライアント実績と創業者のビジョンが投資の決め手になったと話しています。このように、デジタル変革に真剣に取り組む企業であることが評価されれば、さらなる成長が期待されます。
UPBONDは自社の強力な戦略とソリューションを武器に、B2C事業者のデジタル変革を一緒に進めていくことを目指しています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社UPBOND
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6-31-15マンション31, 8F
- 電話番号
-
03-6275-0952