無人島海洋塾開催
2024-09-13 15:37:27

無人島で海の魅力を体感!「無人島海洋塾」が開催されました

無人島で海の魅力を体験!「無人島海洋塾」の開催



2024年の夏、大村湾に浮かぶ無人島「田島」で、海の自然と安全について学ぶ「無人島海洋塾」が開催されました。主催は一般社団法人海と日本プロジェクト in ながさきで、8月23日から24日、9月7日から8日にもプログラムが予定されています。126人の参加者が集まり、海の魅力と大切さを体感しました。

新たな体験の始まり



イベント初日、参加者は朝9時30分に集まり、船で田島へと向かいました。無人島に上陸し、まずは海の安全について学ぶ時間が設けられました。海に入る前にチェックするべきポイントが講義され、参加者はその重要性を理解しました。海で楽しむためには事前の準備が欠かせないことを、みんな真剣に受け止めていました。

続いて、大村湾の独特な環境についての説明が行われました。「大村湾は超閉鎖性海域であり、外からの影響を受けにくいという特性があります。したがって、一つの地域の生活が、生態系や環境に多くの影響を与えることがあるのです。」と、環境問題への意識向上も促されました。

テントからイカダへ



昼食を終えた後は、参加者が自らテントを組み立てる作業に取り組みました。初めての経験に不安を抱える子どもたちも、協力しながら楽しく作業を進め、みごと全員のテントが完成しました。続いて、2日目のイカダづくりに向けての準備が始まりました。参加者たちは、貴重な経験に興味津々です。

イカダ作りでは、ロープの結び方を学ぶ中で悪戦苦闘。しかし、先生の助けを借りながら独創的なイカダが出来上がりました。その後は海辺で磯遊びに興じ、漁師さんから大村湾の生物について話を聞きました。特に、波が穏やかな大村湾では、サザエにツノがないという話しに驚きの声があがりました。

絶景と味覚の体験



夕食には、大村湾で獲れた海鮮を使用したBBQが振舞われました。「大村湾の魚がこんなにも美味しいとは!」と喜ぶ参加者たちの表情はとても印象的でした。また、夕日が沈む瞬間は、参加者たちが目を奪われる美しい絶景を楽しむ時間となりました。

夜には、海辺で夜光虫の観察も行われ、小さな光に魅了される姿が印象的でした。

大村湾の魅力を再確認



2日目は、朝食としてシーフードカレーが提供され、参加者たちはその美味しさに驚き、何度もおかわりをする場面も見受けられました。その後、海岸のごみ拾いを行い、環境保護への重要性も再認識しました。

イカダでの脱出も成功し、「海での新しい楽しみ方を知った」「環境問題について考えるきっかけになった」との声が多数寄せられ、大村湾の魅力が参加者にしっかりと伝わった様子が伺えました。

参加者の声



参加した子どもたちや保護者からは、海の大切さを感じ取ったとの感想が多く寄せられました。「生き物に優しい海にしたい」「海が汚いと生き物に影響が出る」「海を守る必要があると学んだ」との意識が高まったことが伝わってきます。

団体概要



この「無人島海洋塾」は、一般社団法人海と日本プロジェクト in ながさきによって主催され、子どもたちに海の重要性を伝える取り組みです。また、日本財団の「海と日本プロジェクト」でも、海の環境を未来に繋げる活動が続いています。今回の体験を通じて、未来の海を守る意識と行動を広めていきたいものです。


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会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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