株式会社Playboxが「Vision AI Expo 2025」で最新技術を披露
株式会社Playboxは、2025年6月11日から13日まで、幕張メッセで開催される画像認識AI専門の展示会「Vision AI Expo 2025」に出展します。このイベントは、AI技術の先端を行く企業や研究者が集い、革新的なソリューションを実演する貴重な機会です。Playboxは、音声・空間認識技術に卓越したFairy Devices社のブース内で、同社のエッジAIカメラ『THINKLET® Cube』を活用したオープンソースのマルチカメラ人物追跡システム『MCMOT(Multi-Camera Multi-Object Tracking)』を実演展示します。
出展概要と展示内容
- - 開催日時: 2025年6月11日(水)~13日(金)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
- - 開催場所: 幕張メッセ『Vision AI Expo 2025』Fairy Devices社ブース内
- - 公式HP: Vision AI Expo 2025
MCMOTとは?
『MCMOT』は、複数のIPカメラと『THINKLET® Cube』を使用し、リアルタイムで高精度な人物追跡を實現するオープンソースシステムです。この技術により、従来のカメラシステムに比べて柔軟なカスタマイズや機能拡張が可能となります。個々のユーザーのニーズに応じた用途での利用が期待されています。
特徴と技術
1.
RFDETRによる高精度な人物検出: 最新のデータ処理アルゴリズムを用い、リアルタイムでの精度向上を実現。
2.
DeepSORTアルゴリズム: 単一のカメラ内での動的な追跡を可能にし、途切れることなくデータを提供。
3.
ReID技術: 複数のカメラ間での人物IDを統合し、一貫したトラッキングが実現されます。
システムアーキテクチャ
MCMOTは、各種カメラからの映像を集約するメディアサーバーを経由し、AI処理を行う低遅延サーバに送信。その後、リアルタイムでユーザーが操作できるインターフェースを提供するアプリケーションへと統合されます。このように、技術的な結合により、さまざまなニーズに応じたシステムを構築できます。
主な活用ケース
- - 勤怠管理と行動分析: 従業員の入退室や動線を分析し、業務効率向上を図るために利用可能。
- - 人流解析および混雑管理: イベント会場やオフィスにおける人の流れを把握し、混雑を避けるための対策。
- - セキュリティ監視: 禁止区域への侵入を検知し、危険を未然に防ぐ機能が導入されます。
THINKLET® Cubeの特長
Fairy Devices社が誇るTHINKLET® Cubeは、LTEやWi-Fi搭載のプログラマブルカメラで、1つの広角カメラと5つのマイクを持ち、バッテリー駆動で動作します。AOSP(Android Open Source Project)を搭載しており、一般のAndroidアプリケーションを動作させることが可能です。これにより、THINKLET®との高い互換性を持たせることができるのです。
企業の想いとコメント
代表取締役のスコット アトム氏は、「今回の出展にあたってFairy Devices社には多くの協力をいただき深く感謝申し上げます。MCMOTは、様々な業界での応用が期待されるシステムです。この機会を通じて、多くの方々との連携を図り、さらなる技術の発展を目指します。」とコメントしています。
公式問い合わせ先
株式会社Playbox
所在地: 東京都千代田区神田和泉町1-6-16ヤマトビル405
代表者: スコット アトム
設立: 2024年11月28日
公式サイト:
Playbox
この機会に最新のAI技術に触れ、ぜひ弊社ブースを訪れてみてください!