新商品が登場!サンゲツの床材見本帳の魅力
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社サンゲツは、2025年から2027年までの床材見本帳「2025-2027 S FLOOR」の発刊を発表しました。特に注目されるのは、意匠性と機能性を兼ね備えた商品の拡充を図り、安心・安全な空間づくりを支える防滑シートの品質向上です。
新しいデザインの床材「ストロング Naturescape」
新商品の中でも、壁紙見本帳「FAITH」とのコラボレーションにより誕生した床材「ストロング Naturescape」が特に注目を集めています。この商品は自然の彩りを取り入れた壁紙コレクションとリンクしており、2023年度のグッドデザイン賞を受賞したという背景も持っています。
「ストロング Naturescape」は、壁紙と色調が調和しやすい設計になっています。これにより、トータルコーディネートを行いやすく、上質な空間を提案することが可能になりました。
防滑シートのラインナップ強化
また、サンゲツは防滑シートのラインナップを大幅に増やしました。工場や倉庫、商業施設の厨房など、安全性が重視される場面での需要に応え、23点から44点までの製品を揃えました。滑りにくさの指標であるC.S.R値に基づき、自社独自の防滑ランクが設けられ、消費者が選びやすくなっています。この取り組みは、水や油によるスリップ事故の予防に貢献するとともに、利用者に安心を提供します。
環境に配慮した新商品「Re⼱⽊」
さらに、環境への配慮を考えた新商品「Re⼱⽊」が登場。こちらは壁紙の生産端材から抽出した塩ビペレットを使用しており、廃棄物削減と資源の有効活用の観点からも注目されています。そのスマートなデザインは高さ30mmで、さまざまなスペースに対応します。
業界のニーズに応える仕組み
このように、サンゲツの「2025-2027 S FLOOR」見本帳は、510点の収録商品のうち32.5%に相当する新商品を用意しており、デジタルカタログも12月11日から公開される予定です。従来の「2025-2027 S FLOOR 写真カタログ」も引き続き利用することができるとのことです。
会社概要と企業理念
株式会社サンゲツは、壁装材、床材、ファブリックを中心に事業を展開しており、人々の暮らしを豊かに彩る商品を創造しています。企業理念には「すべての人と共に、やすらぎと希望に満ちた空間を創造する。」という目的が掲げられており、社会課題の解決に取り組むことで、経済と社会の両方に価値をもたらすことを目指しています。
名古屋市に本社を構え、連結売上高は2,003億円(2025年3月期)という規模を誇るサンゲツ。新商品によって、今後の空間デザインのさらなる発展が期待されます。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください:
サンゲツ公式サイト