韓国企業の日本進出を支援する新たな連携の展望
2026年8月26日、ソウルで開催された業界最大級のイベント「CPHI Korea 2026」にて、株式会社ユーザーライフサイエンスの会長・大貫宏一郎氏が登壇しました。本イベントは韓国の健康機能食品業界に関するもので、特に日本の機能性表示食品制度についての情報共有が行われました。大貫氏は、韓国のResearch Mentor社のCEO・Dean Kwak氏と共に講演し、両社の今後の連携について詳しく語りました。
登壇の背景と意義
このセミナーでは、日本の機能性表示食品制度が迎える大きな転換期について説明がありました。具体的には、今後施行される制度改正により、製造管理や自己点検の義務化が進むことが強調されました。日本市場に進出を希望する韓国企業にとっては、これらの新たな規制を理解し、正しい手続きを踏むことが不可欠です。
大貫氏は「日本の機能性表示食品制度は、いま大きな変動の時期を迎えています。届出は単なる通過点ではなく、科学的根拠に基づくヒト試験と信頼性のある資料が倫理的にも求められる時代に突入しています」と語っています。その上で、韓国企業が日本でのビジネスを成功させるためには、積極的に現地の制度を理解し、実務経験を持つパートナーと連携することが極めて重要であると力説しました。
講演内容のハイライト
今回のセミナーでの大貫氏とKwak氏は、二国間の規制の根本的な違いを詳述しました。特に、韓国の「個別認定型」と日本の「事業者責任による届出制」の違いは、韓国企業が日本に進出する際に見落としがちな点でもあります。参加者たちは、機能性関与成分の定義や論文化の進め方、出願後の管理についての具体例を通じて、実務的な知識を得ることができました。
Research Mentor社との連携の重要性
Research Mentor社は、韓国において健康機能食品・原料の提供やヒト試験に特化した専門企業です。この企業との連携により、ユーザーライフサイエンスは韓国企業の日本市場への参入を支援する体制を一層強化しています。両社はそれぞれの国での実務経験を持ち寄り、日韓双方の企業にとって信頼できるエビデンスに基づいたサポートを提供することを目指しています。
未来への期待
大貫氏は、両社の協力体制が今後のビジネス展開において重要な役割を果たすと自信を持ち表明しました。日本市場に参入する海外企業が持つべき視点や手法を正確に伝えることで、両国間のビジネスを活性化させるつもりです。
最後に
当日、セミナーは多くの参加者で賑わい、日韓両国の企業のさらなる発展に向けた活発な意見交換が行われました。ユーザーライフサイエンスとResearch Mentor社の連携により、多くの企業が新しい市場に進出できることが期待されています。このセミナーは、単なる情報の提供にとどまらず、実際に行動を起こすための第一歩となります。
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