大田区中小企業新製品・新技術コンクールで9社が栄誉を受賞

第36回大田区中小企業新製品・新技術コンクールの結果

大田区産業振興協会は、東京の大田区に所在する中小企業の優れた新製品や新技術を表彰する「第36回大田区中小企業新製品・新技術コンクール」の結果を発表しました。このコンクールは、大田区内の企業が約5年以内に開発した新製品や新技術を対象とし、企業の研究開発と意欲の向上を目的としています。

今年度の審査では、厳正な選考の結果、9社の企業が受賞の栄誉に輝きました。各入賞企業は、今後開催される展示会「Meet New Solution in OTA 2025」に出展予定であり、多くの来場者の前でその革新性をアピールする機会を得ます。

各賞の受賞企業

以下は、今回のコンクールで入賞した企業とその製品・技術名の一覧です。

- 最優秀賞: 株式会社カットランドジャパン - 溶接ビード自動研削装置「SE・サンダー」
- 優秀賞:

- 株式会社グーテンベルク - 産業用FFF式3Dプリンター『G-ZERO L1』
- トキ・コーポレーション株式会社 - 超小型システム照明 ORBIT（オービット）

- OTAスクラム賞: 株式会社塩原製作所 - 熱伝導ペースト改良版SCP-3
- OTA TECH賞: 株式会社OUTSENSE - 立体形状の壁面製造技術「SORIORI TENJI」（ソリオリテンジ）
- OTAアイデア賞: ウイトコオブジュピター電通株式会社 - ロールインコネクター
- OTAライフサイエンス賞: 株式会社三和デンタル - Conteeth（コンティ―ス）
- 奨励賞:

- フィーサ株式会社 - ホットランナー成形装置「SEPT」
- 株式会社三桂製作所 - 大電流コネクタ「RMコネクタ」

特徴的な受賞製品の概要

特に最優秀賞に選ばれた「SE・サンダー」は、溶接ビードを自動で研削する装置であり、従来は手作業で行われていた工程を自動化することで、生産効率を飛躍的に向上させることが期待されています。この技術により、工場の人手不足の解消にも寄与まるとされています。

今後のスケジュール

入賞企業の製品は、2025年2月7日に大田区産業プラザ（PiO）で開催される「Meet New Solution in OTA 2025」に出展します。展示会では、社会的課題を解決する新しいソリューションを持つ約40社・団体が参加しますので、この機会にぜひお越しください。

開催日: 令和7年2月7日（金）10:00～17:00
場所: 大田区産業プラザ（PiO）
入場: 無料

もしご興味がある方は、詳細や来場登録は公式サイトでご確認ください。大田区産業振興協会は、今後も地域の企業の発展を支援してまいります。