ダンスでつなぐ文化
2021-08-11 14:00:03
東京の子供たちがつなぐダンスによる多文化共生の試みとは
東京の子供たちがつなぐダンスによる多文化共生の試みとは
2021年8月、オンラインデジタル報告会が開催された「放課後ダイバーシティ・ダンス」プロジェクト。2019年9月から2021年6月にかけて行われたこのプログラムは、東京の港区、国立市、日の出町という3つの地域で、異なる文化を持つ子供たちがダンスを通じて交流し、多文化共生を推進することを目的としていました。
このプロジェクトでは、観客はプロのダンサーや振付師によるワークショップを通じて、多様なダンス文化をともに創り上げていく様子を目の当たりにしました。特に、派遣舞踊家として活動した尾上菊之丞さん、砂連尾理さん、高中梨生さんの活躍は、子供たちの成長に多大な影響を与えたと言えるでしょう。
報告会では、形に囚われずダンスを「創る」という新しい視点が強調され、子供たちが自由な発想で表現することの重要性が述べられました。
文化交流とダイバーシティ教育の重要性
このプログラムは、単なるダンス教育に留まらず、子供たちが異なるバックグラウンドを持つ人々と交流することで、真のダイバーシティを体感させることを目指しています。
参加者たちはワークショップを通じて、地域の歴史や文化を学びながら、仲間とのつながりを深めていきました。アシスタントや振付家、地域の住民が一体となって、ダンスを通じた文化交流の場を創出しました。
オンライン報告会の内容
当日のオンライン報告会では、プロジェクトの趣旨や活動の様子を紹介するドキュメンタリー映像が上映され、地域ごとの交流の様子や参加者のコメントが反映された記録集も公開されました。また、プロジェクトに関わった関係者たちがディスカッションを行い、今後の可能性について話し合いました。
参加者からの反響
地域文化の振興や、ダンスを通じた育成に関心がある方々に向けて、報告会の内容は大変好評でした。参加者たちは、自身の子供たちが新たな文化を学び、ダンスによって自分の意見を表現する姿を見守っています。
総括
放課後ダイバーシティ・ダンスプロジェクトは、コロナ禍という困難な状況の中でも、子供たちの活き活きとした表現を引き出し、多文化共生の意義を広める重要な役割を果たしました。地域の文化を再発見し、多様な人々が共存できる社会づくりに貢献する仕組みを確立しています。
詳細は公式サイトへのリンクよりご確認いただけます。http://addance.net/
「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは
「Tokyo Tokyo FESTIVAL」は、東京における文化芸術の魅力を伝えるための多彩なプログラムを展開し、オリンピック・パラリンピックの開催に向けた文化の面からの盛り上げに取り組んでいます。本プロジェクトもその中核を成す重要な事業の一環であると言えます。
会社情報
- 会社名
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ADD実行委員会
- 住所
- 東京都足立区伊興2-13-5-103
- 電話番号
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