株式会社ワイヤードパッケージとArinosが業務提携
2018年からのキャリア育成プログラム「BOOTCAMP」開講を背景に、株式会社ワイヤードパッケージと株式会社Arinosは新たにRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に特化した教育の実施を決定しました。この提携により、急速に普及するRPA技術の導入企業向けに、即戦力となる人材を育成し、業務支援に寄与することを目指しています。
RPA導入の必要性
現在、RPAの導入は多くの企業で進んでいますが、適切な運用にはRPAを扱う人材のスキル向上が不可欠です。このため、ワイヤードパッケージとArinosの協力により、RPAの導入をさらに有効にするための教育プログラムが提供されることになりました。新設される「BOOTCAMP for RPA」では、RPAに特化したスキルをもつエンジニアを育成することに焦点を当てています。
BOOTCAMP for RPAの内容
「BOOTCAMP for RPA」は、主に一般向けに開催されるコースで、初級、中級、上級の3つのレベルに分かれています。各コースでは、実務に即した内容でプログラミングや業務の運用、保守について学んでいきます。ソフトウェアをフロー化する方法や、クラウドサービスとの連携方法を習得し、広範な業務自動化に対応できるスキルを身につけることが可能です。
各コースの詳細
- - 初級コース: MSエクセルを使った基礎的な業務に参加した経験がある方を対象に、マクロの学習を中心とした内容です。約2週間、毎日2時間の学習で合計24時間。
- - 中級コース: 実務でエクセルマクロ作成の経験がある方が対象。UiPathとVBを利用した実践的な学習を行います。
- - 上級コース: VBでの業務経験者で、UiPathを利用した業務分析を行う内容です。基礎をしっかりと学びながら、より高度なスキルを習得します。
このように、各コースは学習者のレベルに応じて設計されており、全ての受講者が自分のペースで成長できる環境が整えられています。
講座日程と申込方法
「BOOTCAMP for RPA」は、2023年8月8日に第一期が開講予定で、受講者は抽選を通じて選ばれます。応募締め切りは8月2日の19時まで。講座は毎週水・木曜日に開催され、各回120分のプログラムが用意されます。場所は東京都中央区八丁堀でアクセスも便利です。
詳細な情報や申し込みは、公式ホームページ(
BOOTCAMP for RPA)から確認できます。AIエンジニアとしてのスキルを高め、企業の業務効率化に貢献したい方々の応募をお待ちしています。
UiPathの実績
「UiPath」は、RPA業界のリーディングカンパニーとして、数千のビジネスオペレーションへの対応が可能なロボットのワークフローを提供しています。その直感的なインターフェースは、誰でも容易に運用できるため、多くの企業からの信頼を得ています。日本国内でも多くの金融機関や製造業での導入が進んでおり、高い実績を誇ります。
このように、ワイヤードパッケージとArinosの提携は、RPAの普及とその有効活用のための新たな一歩となるでしょう。全国の企業が抱える人材不足を解消し、次世代のAIエンジニアを育成することに貢献することを期待しています。