太陽光発電の実態調査:導入費用や電気代削減効果を徹底分析!
総合比較メディア「HonNe(ホンネ)」を運営する株式会社EXIDEAが、第三者機関による「太陽光発電に関するアンケート調査」(2024年8月実施)を実施しました。本調査では、太陽光発電の導入状況や費用、電気代削減効果などを詳しく分析しています。
導入形式は購入が主流、10年以上前の導入が多い
調査によると、太陽光発電の導入形式は「購入」が88.4%と圧倒的に多く、「月額支払契約」が9.9%、「その他」が1.7%となっています。導入時期は「10年以上前」が55.7%を占め、売電価格が高かった時代から導入した人が多いことがわかります。一方で、近年では補助金制度などの影響で、10年未満でも安定した導入が進んでいると考えられます。
導入のきっかけは新築時の提案や訪問販売
太陽光発電導入のきっかけとして、最も多かったのは「新築時に提案を受けた」という回答で、40.8%を占めました。次いで「太陽光発電業者の訪問販売」が27.2%、そして「インターネット広告」が12.9%という結果になりました。
電気代削減が目的、エコキュートとの併用も人気
太陽光発電を設置した目的は、「電気代削減」が79.9%と最も多く、次いで「災害時の備え」が9.4%、「環境への貢献」が8.7%となっています。
太陽光発電と同時に導入されている設備としては、「エコキュート」が60.7%、「オール電化システム」が56.2%、「蓄電池」が25.4%という結果になりました。電気代だけでなくガス代も節約できるエコキュートやオール電化システムは、太陽光発電との相性が良いことがわかります。
初期費用は200万円以上250万円未満が最も多い
太陽光発電の初期費用は「200万円以上250万円未満」が18.6%と最も多く、次いで「100万円以上150万円未満」が17.7%、「150万円以上200万円未満」が16.7%となっています。初期費用の半数以上が100万円以上250万円未満の価格帯に集中していることが分かります。
電気代は10,000円以上削減した人も
太陽光発電設備を導入したことで安くなった電気代は、「10,000円以上」が20.8%と最も多く、次いで「4,000円~5,000円未満」が13.8%、「5,000円~6,000円未満」が12.5%となっています。元の電気代や太陽光発電の導入設備によって削減額は大きく変わることがわかります。
総合的な満足度は「どちらでもない」が最多
太陽光発電の総合的な満足度は、「満足」が22.4%、「少し満足」が25.8%、「どちらでもない」が29.9%という結果になりました。電気代削減を目的とした人が多いことから、多くの人が電気代が安くなったことによる満足感を得ていると考えられます。
まとめ
本調査では、太陽光発電の導入状況や費用、電気代削減効果について、様々な角度から分析を行いました。太陽光発電の導入を検討している人は、今回の調査結果を参考に、自社の状況に合わせて導入方法や費用などを検討してみてください。