Well-being創出リハビリテーション医学講座誕生
2023年4月1日、株式会社豊通オールライフが、学校法人藤田学園と共に「Well-being創出リハビリテーション医学講座」を設立しました。これは、リハビリテーションの新しいアプローチを追求し、介護・福祉分野の革新を目指す重要な一歩です。10月からは本講座における研究が本格的に始まり、社会問題の解決を図ります。
研究講座の目的
この講座の主な目的は、2040年問題に焦点を当て、心身の機能維持や生活の質を向上させるための生活環境や社会システムの研究開発です。これにより、全ての人々が豊かで健康的な生活を送れる社会の実現を目指します。
主な研究項目
この取り組みでは、以下のような内容に焦点を当てています:
- - 生活期リハビリテーションへの介入方法の探求
- - ロボットリハビリテーション機器の開発・展開
- - ICTツールを利用したリハビリテーション手法の確立
- - 退院後の生活を支えるための住環境改修プランの検討
具体的な研究開発
1. リハビリテーション支援ロボットの活用
豊通オールライフが運営するリハビリテーション施設「AViC THE PHYSIO STUDIO」では、慢性期脳卒中患者を対象に、リハビリ支援ロボットを用いた歩行トレーニングを行っています。データを蓄積し、効果を検証することで、より効果的なプログラムの開発に貢献しています。
2. 遠隔リハビリテーションプログラムの開発
地域ごとのリハビリリソースに偏りがある中、豊通オールライフはこれまでの遠隔リハビリテーションシステムに最新のICT技術を加え、効率的なプログラムを開発しています。これにより、患者に均等な治療機会を提供することを目指しています。
3. 住宅改修プランの検討
退院後に自宅で安定して暮らすためには、入院中から住環境の見直しが重要です。豊通オールライフは、入院中のデータをもとに住宅環境を整える研究を進めており、リハビリテーションの最適化を図っています。
最後に
豊通オールライフは、介護、医療、金融といった分野から高齢化社会へのアプローチを行い、社会全体の福祉向上に寄与することを使命としています。これからも、すべての人々が安心して生活できる未来を築くため、邁進していくでしょう。
詳しい情報は、
豊通オールライフの公式サイトをチェックしてください。