新たに誕生した「玉露テラス朝比奈」
藤枝市に、ついに「玉露テラス朝比奈」が完成しました。このティーテラスは、するが企画観光局のDMO事業によって実現したもので、朝比奈地区においては初めての玉露体験型施設となります。茶畑の中に設置されたこのテラスは、完全予約制によりプライベートな空間で、様々な呈茶体験が楽しめる場所です。
魅力的な体験が待っている
あたらしい「玉露テラス朝比奈」は、特に首都圏在住の20~30代の女性に人気が高いことが特徴です。ここでは、玉露の本場である「首都圏から一番近い日本三大玉露」の魅力を直接体験できるため、全国の若い世代に向けて、朝比奈玉露を積極的に発信していきます。
地域資源を活用した体験型観光やお茶ツーリズムの新たなスポットとして、地域の経済にも貢献することを目指しています。また、ティーテラス建設には地元の「ヒノキ」が使用されており、地域内での経済循環の一助ともなっています。
玉露名人の技術と伝統
「玉露名人」とは、朝比奈の土地や伝統、茶の知識を深く理解している茶師たちを指します。彼らは、手間を惜しまない栽培方法で育てた茶葉の柔らかい部分を丁寧に手摘みし、針のように揉み上げて、まさに芸術品ともいえる玉露を完成させます。この伝統的な製法が、多くの人々に愛される理由の一つです。
オープンイベントの様子
玉露テラス朝比奈のオープニングイベントは、11月15日(金)午前10時30分から11時まで行われました。このイベントには、するが企画観光局の専務理事や事務局長、藤枝市の市長、スポーツ文化観光部長、さらには地元の玉露生産者である遠藤昇氏や宮島町内会長も出席。挨拶後には、つゆ茶体験や記念撮影など、さまざまなプログラムが組まれ、多くの参加者がその新しい体験を楽しみました。
まとめ
「玉露テラス朝比奈」は、ただの観光地ではなく、心を癒す体験型のスペースです。今後は、さらに多くの方々に玉露の美味しさと魅力を伝えていくことでしょう。藤枝市にお越しの際は、ぜひ訪れてみてください。そして、玉露名人が手掛ける特別なお茶を楽しみながら、心身ともに癒されてみてはいかがでしょうか。