アドベンチャーワールドが鳥類展示を再開
和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドでは、2025年3月20日から鳥類の展示を順次再開します。これは日本国内での高病原性鳥インフルエンザの発生状況を踏まえたもので、2024年11月2日からはペンギン類を除く鳥類が展示休止となっていました。しかし、最近の発生事例の減少を受け、ついに鳥類の展示が復活する運びとなりました。
再開の詳細
再開日からは、さまざまな種類の鳥類が展示されることとなります。具体的には、以下のような鳥が観覧可能になります:
・ふれあい広場の展示:オニオオハシやガンカモ類、カンムリヅル、クジャク、コンゴウインコ類、ショウジョウトキ、フラミンゴ、モモイロペリカン
・ファミリー広場の展示:フラミンゴ、ルリコンゴウインコ
・エントランスドーム及びペンギンベース前のケープペンギン展示
・ふれあい広場でのゴシキセイガイインコのおやつタイム
ただし、ふれあい広場内の「水鳥の池」は工事中のため展示を休止したままとなります。
感染防止対策も継続
展示再開にあたり、感染防止策は引き続き実施されます。入退園ゲート及び鳥類飼育施設への出入り口には足元の消毒マットが設置され、来園者の安全を第一に考慮した取り組みが行われます。
アドベンチャーワールドのSDGs宣言
アドベンチャーワールドは「こころにスマイル 未来創造パーク」をテーマに、すべての生命に喜びをもたらす未来の地球を目指しています。動物たちの生命がつながり、自然や資源が循環していくことを大切にし、すべての人の人生が豊かになるような取り組みを続けています。
SDGs(持続可能な開発目標)は、社会が直面する様々な課題を解決し、2030年までに世界全体が明るい未来を築くための17のゴールと169のターゲットで構成されています。国連本部で193の加盟国が全会一致で採択されたこの国際目標は、アドベンチャーワールドの活動にも大きな影響を与えています。
これからもアドベンチャーワールドは、動物たちと人々が共存できる地域社会を育むため、さまざまな工夫をしていくことでしょう。展示の再開に期待が高まる中、訪れる人々には貴重な体験と楽しさを提供することでしょう。