スマートロックと置き配
2024-12-10 11:51:24

大崎電気のスマートロックがヤマト運輸と提携、置き配が可能に

大崎電気とヤマト運輸の新たな提携



大崎電気工業株式会社は、ヤマト運輸株式会社の「マルチデジタルキープラットフォーム」において、自社のスマートロックシステム「OPELO entrance」を採用されることが明らかになりました。これにより、オートロック機能付き集合住宅で、ヤマト運輸の配送パートナーが特別な解錠アプリを使って施錠されたエントランスを解錠し、居住者のために「置き配」ができるようになります。この新たな取り組みは、特定の地域に該当する住宅での配送に利便性をもたらすことを目指しています。

便利さを増す「置き配」


新システムの導入により、居住者は不在時でも荷物の受け取りが可能になります。既存のオートロック機能を活用することで、再配達の必要が減り、配送ドライバーの業務負担が軽減されることが期待されています。このように、居住者、運送会社、そして物件管理者の三者にメリットをもたらす、いわゆる「三方よし」となる計画です。

現在、EC市場が拡大する中で、「置き配」の需要は高まっていますが、オートロック付きの集合住宅では配送ドライバーが不在のために荷物を届けられない場合が多く、再配達が発生することも問題です。これにより、住民の利便性が損なわれ、また配送業界全体への負担も大きくなります。

課題を解決する「マルチデジタルキープラットフォーム」


ヤマト運輸が導入した「マルチデジタルキープラットフォーム」により、複数の集合住宅に設置されたスマートロックを一元管理し、効率的な配送を実現します。このプラットフォームは、オートロック解錠用のデバイスと、ECショップからの配達先情報を連携させており、必須のワンタイムパスワードが用意されるため、高度なセキュリティを維持しつつスムーズな配送が可能になります。

大崎電気の「OPELO entrance」について


「OPELO entrance」は、集合住宅のオートロックエントランス向けに特化したスマートロックシステムです。2018年から全国で約2,000棟に採用されており、その設置は既存の扉を傷つけることなく行えるため、特に賃貸物件において導入しやすいのが強みです。入退居時の鍵交換作業や内見時の鍵管理の効率化にも寄与し、不動産市場におけるニーズに応えた製品でもあります。今後も新たなテクノロジーの導入により、住まい関連の社会課題解決に取り組む姿勢を強化していく方針です。

この提携により、居住者、運送会社、そして物件管理者が共に快適な環境を形成することが期待されます。ヤマト運輸との連携で進化した「OPELO entrance」が、どのように日常生活を便利に変えるのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
大崎電気工業株式会社
住所
東京都品川区東五反田2-10-2東五反田スクエア
電話番号

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