産業用IoTルーター「Armadillo-IoTルーター A9R」が2025年に発売
株式会社アットマークテクノは、産業用途を想定した最新のIoTルーター「Armadillo-IoTルーター A9R」を2025年11月に市場投入します。この製品は、国際的なセキュリティ基準であるJC-STAR★1に適合しており、安全かつ信頼性の高いIoT通信を実現します。
強力な基本機能と先進的な管理機能
A9Rは、基本的なルーター機能を完全に備えているうえ、独自のクラウドI/Oマネージャー機能を搭載しています。この機能によって、RS-485や接点入出力デバイスの監視や制御が可能になります。リモート管理機能である「Armadillo Twin」にも対応しているため、IoTルーターの状態を常に把握し、遠隔からデバイスの操作やソフトウェアの更新が行えます。このように、効率的な管理が新たなビジネス機会を生むことが期待されています。
IoT製品特有の高いセキュリティ
A9Rは強固なセキュリティ対策を施してあり、JC-STAR★1ラベルを取得予定です。定期的なソフトウェアアップデートにより、新たな脅威から機器を保護し、ネットワークの安全性を確保します。これにより、企業の運用やデータ通信の信頼性が大幅に向上することでしょう。
省電力設計と環境適応性
本製品は、省電力モードにも対応しており、「シャットダウンモード」と「スリープモード」を利用することで消費電力の抑制が可能です。さらに、-20℃から60℃までの幅広い動作温度範囲をカバーしており、屋外に設置した場合でも安定した動作が期待できます。特に、ソーラーパネルとバッテリーを組み合わせた自立型のIoTシステムとして利用することで、持続可能な運用が実現できます。
参加イベントと展示情報
「Armadillo-IoTルーター A9R」は、2025年10月22日から24日にかけて開催される「Japan IT Week 秋」(幕張メッセ)でアットマークテクノのブース(A11-2)にて展示されます。この引き続きの展示を通じて、業界関係者や一般の方々に最新技術を体験していただく予定です。
アットマークテクノの展望
株式会社アットマークテクノは、2001年の設立以来、独自ブランド「Armadillo」として、90万台以上の省電力CPUボードおよびIoTゲートウェイを展開してきました。今後も、さらなる技術革新と提供価値の向上を目指す同社は、現在のIoT市場におけるリーディングカンパニーとして、持続的成長を続けていきます。詳しい情報は、
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