AIと教育の融合で新たな探究学習が全国展開へ

次世代の教育環境を目指して

2025年7月10日、教育分野の先駆者である株式会社チアリーと、次世代のキャリア教育に取り組む株式会社RePlayceが新たな業務提携を締結しました。この提携により、次世代を担う子どもたちの能力を育成するための新しい探究学習プログラムが全国規模で展開されます。

教育の重要性と変化の必要性

現代社会において、知識の習得だけでなく、自ら考え、行動する力がますます重要視されています。特に中高生においては、AIの普及や社会が抱える複雑な課題に対処するために、探索的な学びが求められています。これに応えるべく、チアリーが運営するプログラミング教育や情報教育を通じて、子どもたちに創造性や発信力を育む教育に取り組んできました。

提携の背景

中高生から寄せられた声には、学んだ知識を実社会で役立てたい、自分のアイデアを形にしたいという強い要望があります。しかし、教室での学習だけではこれを実現することが難しい現状があります。そこで、RePlayceとの提携により、リアルなキャリア体験や多様なコミュニティと関わる機会を提供し、探究学習を進める新しいプログラムを開発することが決定しました。

このプログラムは、プログラミングやAIを駆使した実践的な学びを中心に、社会に接続する体験を通じて自立した学び手を育成します。そのためには、基礎学習に加えて、実践学習と、それを社会に還元する経験が重要となります。

具体的な取り組み内容

提携の第一弾として、チアリーが運営する「スターAI・情報塾」が提供する中高生向けの新しい教材を開発します。この教材は、RePlayceが提供する探究的な学習コンテンツと融合し、実践的なプロジェクトやプレゼンテーションを組み込んで、より効果的な学びを実現します。さらに、総合型選抜対策メニューも導入し、志望理由書の作成支援や面接対策プログラムを提供します。

また、HR高等学院での実践的なITコンテンツの導入や、特別コンテンツ『つくって伝えるラボ』を通じたTシャツやオリジナルグッズの販売といった、子どもたちが自らの創造力を活かせるプログラムも展開されます。これは、教育の中でリアルな経済活動を体験する貴重な機会となることでしょう。