九州リテールメディア会
2025-05-09 14:51:26

九州リテールメディア連合会の未来を切り開く勉強会レポート

九州リテールメディア連合会の第7回勉強会を振り返る



2023年4月17日、株式会社SalesPlusが主催する第7回「九州リテールメディア連合会」の勉強会が開催されました。このイベントは、九州地方のリテール業界におけるマーケティングの動向や、参画企業の取り組みについての情報共有の場として機能しています。

当日は、トライアルカンパニーやイオン九州、西鉄ストア、ミニストップなど、計12社からの代表者が参加し、自社の活動や成功事例について発表を行いました。SalesPlusの大浦社長は開会の挨拶で、リテールメディアへの関心が高まっている現状を受けて、参加者とともにさらなる成長を目指す意気込みを表しました。

各企業の取り組み状況と事例



勉強会では、各企業の活動報告が続きました。特に印象的だったのは、トライアルカンパニーの野田大輔氏による報告でした。氏は、サイネージの新しい取り組みである「3連サイネージ」の導入状況を説明し、顧客動向に応じた効果的な情報提示を実現するための視察についても触れました。バンコクでの研修により、新たなサイネージの可能性が広がったと強調しました。

また、イオン九州の劉 瑶氏は、デジタルサイネージの利用において、ブランディングを重視した広告効果の評価について具体的なデータを交えながら話し、参加者から多くの関心を集めました。商品ラインナップにおける新たな連携の可能性についても言及され、他社との協力によるマーケティング効果の拡大が期待されます。

ミニストップの藤田梨恵氏は、実施したABテストを通じて得られたサイネージの効果を紹介し、店舗でのキャンペーン時にどのように情報を流すかが成果に大きく影響することを示しました。このように、各企業がリアルタイムで得たデータを分析し、改善に生かしていく姿勢が見受けられました。

テーマ別ディスカッションの重要性



勉強会の後半には、各社によるテーマ別ディスカッションが行われました。これには、自社アプリや顧客エンゲージメントの向上、広告との連携など、多岐にわたる話題が取り上げられました。参加者同士の活発な議論が進み、各社の事例を共有しながら互いに刺激を与え合う時間が設けられました。

未来への展望



九州リテールメディア連合会は、今後も日本全国へ向けた情報発信を継続し、リテールメディアとしての地位を確立していく方針です。参加企業が一丸となり市場の動向を把握し、独自の価値を提供することが求められる時代に突入しています。SalesPlusもその推進役として、業界のトレンドを先取りしながら、次世代のソリューションを模索していきます。

このように、九州リテールメディア連合会の勉強会は、単なる情報交換の場ではなく、業界全体の発展のための基盤づくりでもあります。これからの活動にも期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社SalesPlus
住所
東京都港区浜松町1-30-5浜松町スクエア9F
電話番号

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