株式会社レスティル、狭域商圏向けサービス強化のための増資を実施
株式会社レスティル(以下「当社」)は、2020年9月10日に株式会社ダイワコーポレーションを引受先とした第三者割当増資を実施したと発表しました。この増資は創業以来初めての資金調達となり、総額は1,000万円に達しました。これにより、当社の資本金は1,900万円に増加します。
増資の目的と背景
当社は、2017年8月に設立された企業で、特にリアル店舗と近隣消費者との商取引を最適化することを目指したECとデリバリーサービスを提供しています。代表の足立直隆が百貨店業界での経験を活かし、開発したデリバリープラットフォーム「ポスケット」は、半径5キロメートルを対象としたもので、消費者と小売業者の距離を縮めることに特化しています。
新たな資金調達は、ダイワコーポレーションとの提携を通じて、狭域配送システムの開発を進める基盤を形成する意図があります。ダイワコーポレーションは、物流業界において豊富な知見と広範なネットワークを持っており、彼らとの協業により当社のサービス向上が期待されています。
ポスケットサービスの今後
今回の増資を通じて、さらに狭域商圏に特化したポスケットアプリの機能改善や開発に力を注ぐことが可能になります。狭域商圏は地域活性において重要な要素として捉えられており、このニッチマーケットへのフォーカスは、地域の地産地消にも寄与するでしょう。
当社は、引き続き地域活性化に貢献するための事業拡大の一歩として、この増資を位置付けています。自社のサービスを通じて、地域の商取引の活性化と、消費者の利便性向上を実現することが目標です。
割当先の企業情報
ダイワコーポレーションは、本社を東京都品川区に置く企業で、資本金は90百万円(2020年8月末時点)です。事業内容は多岐にわたり、普通倉庫業や自動車運送取扱業などを展開しています。彼らの公式サイトは
こちらです。
株式会社レスティルについて
当社の所在地は東京都千代田区で、代表者は足立直隆です。資本金は9百万円(2020年8月末時点)で、狭域商圏型ECデリバリープラットフォーム「ポスケット」の開発・提供に力を入れています。また、アプリケーションやソフトウェアの設計、広告業務、宅配サービスなども行っており、詳細は当社の公式サイト
こちらで確認できます。
結論
今回の資金調達は、株式会社レスティルにとって新たな事業展開のカギとなるものであり、狭域商圏における地産地消のモデルを確立する足掛かりとなることでしょう。地域の活力を引き出すための取り組みに期待が寄せられています。