株式会社三建が「日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会」に賛同
兵庫県加古川市に本社を置く株式会社三建(代表取締役社長:川口雅己)が、このたび「日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会」に加盟した。この協議会は、住宅と健康の密接な関係を普及することを目的に設立された団体で、住宅断熱リフォームの重要性を広め、正しい知識や技術を業界全体に浸透させる活動を行っている。
健康と住環境の関係
近年の研究により、住環境が人々の健康に影響を与えることが指摘されている。特に、WHO(世界保健機関)が2018年に発表したガイドラインでは、室内の温度を18℃以上に保つことが強く推奨されており、これは特に子供や高齢者にとって重要である。このため、適切な断熱が必要不可欠であるとされている。このような背景から、三建は断熱リフォームを手がけることが、日本人の健康促進に寄与するものであると考え、健断リフォーム推進協議会の目的に賛同し、会員として活動を開始することとなった。
住宅業界の役割
日本は超高齢化社会を迎えており、住宅業界が健康寿命の延伸に寄与する重要な役割を担っている。それに伴い、三建は過去20年以上にわたり、地域の気候に合った断熱技術の研究と実践に取り組んできた。特に、加古川・姫路・明石・神戸エリアは「瀬戸内式気候」と呼ばれ、すなわち降水量が少なく乾燥するため、夏は熱帯夜と冬は過剰乾燥が常態化している。そのため、断熱材や施工技術の向上が求められている。
SANKENの断熱技術
三建では、独自の外断熱工法を用いた住宅の施工や、国内最高水準の断熱材「ネオマフォーム」を使用した二重配置の断熱施工など、業界でもトップクラスの断熱技術を提供している。このような先進的な取り組みが、健断リフォーム推進協議会の理念と一致し、今後も協議会の会員企業と連携しながら、住環境改善に努めることが期待される。
健断リフォーム推進協議会の活動
健断リフォーム推進協議会は、住宅の断熱リフォームが健康に寄与することを啓発し、またそのための技術や知識を提供することを目指している。協議会の主な事業には、以下が含まれる:
1. 住宅の適切な断熱リフォームが健康増進に寄与することに関する啓発活動
2. 断熱リフォームに関する調査、研究、技術開発
3. 断熱リフォームに関する資格制度の運営および他の関連活動
特に、代表理事には近畿大学の建築学部教授である岩前篤氏が、副理事に東京大学名誉教授の坂本雄三氏が就任している。
これからも三建は、全国の住宅の健康的な住環境の提供を目指し、健断リフォーム推進協議会とともにさらに多くの活動を展開していく意向だ。これにより、住宅業界全体が健康寿命の延伸に寄与できるよう努めていく所存である。
会社概要
- - 会社名:株式会社三建
- - 本社所在地:兵庫県加古川市加古川町溝之口584
- - 創業:1978年12月2日
- - 代表者:川口雅己
- - 事業内容:注文住宅、リフォーム企画設計、建材販売、宅地造成等
- - 公式ホームページ:https://www.e-sanken.co.jp
三建は「2050 STANDARD HOUSE」というビジョンのもと、持続可能でハイスタンダードな住まいの実現に向けて日々努力を続けている。