無人受付ソリューション
2025-07-15 10:54:30

レイヤードが医療現場の無人化を加速する無人受付ソリューションを発表

レイヤードが無人受付ソリューションを正式発表



株式会社レイヤード(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:毛塚牧人)は、2025年7月14日に医療機関向けの無人受付ソリューションを発表しました。この新しいシステムは、従来人の手によって行われていたクリニックの受付業務を無人化し、患者の利便性や医療機関の業務効率を大幅に向上させることを目指しています。

医療業界における無人化の必要性


近年、医療機関では人材不足や賃金上昇といった背景から、スタッフ確保が困難になっています。こうした状況の中、従来の受付業務も省力化・無人化が急務とされており、もしこの流れに乗り遅れれば、医療機関の運営や質の確保が難しくなる可能性があるのです。なお、最近では、空港の無人カウンターやファストフード店のタッチパネルオーダーなど、日常生活における無人対応は一般化しています。

一方で、医療現場では多くの業務がまだ対人対応のままであり、特に受付や会計業務は人手に頼っているのが実情です。この無人受付ソリューションは、患者の動線全体を設計・最適化することにより、効率化を図るものです。

医療機関が直面する特有の課題


多くのクリニックでは既に予約システムが導入されていますが、受付業務は依然として人に依存しています。以下はその背景にある課題です:
1. 高齢患者の多さ:デジタル端末の操作が難しい患者が多く存在します。
2. 書類の種類の豊富さ:保険証や医療受給者証など、提出が必要な書類が多く、個別対応が求められます。
3. 診察券の依存度:診察券を持たない患者が増えているため、従来のオペレーションは難しくなっています。

このような背景から、一般的な受付自動化システムだけでは対応が難しい医療特有の問題が存在し続けています。

レイヤードの無人受付ソリューションの特徴


レイヤードの新しい無人受付ソリューションは、これらの課題に対応するために設計されています。

1. セルフ受付登録:予約患者も、直接来院した患者も、無人受付端末を使用して自ら登録を完了できます。この仕組みで、医療スタッフによる受付業務が大幅に削減されます。
2. 自然なタスク誘導:端末上で保険証や医療証の確認・保存をユーザー自身に行ってもらい、スムーズに問診や決済の登録へ誘導します。
3. スマート決済の推進:予約時にスマート決済の登録を行うことで、会計待ちをなくし、患者のストレスを軽減します。
4. 診察券不要のクリニック実現:他の方法で患者特定を実現することで、診察券を完全に廃止。これにより、医療機関のコストを削減し、患者も負担を軽減されます。

無人受付端末の機能と特長


レイヤードが開発した無人受付端末には、以下の主な機能があります:
  • - 保険証・医療証の撮影・保存:患者が端末で保険証や医療証を撮影し、必要に応じて提出する機能があります。
  • - 受付票自動発券:受付登録が完了すると、患者用の受付票が自動的に出力され、院内の業務を進めることができます。
  • - 直感的な操作設計:高齢者でも扱いやすい大きなタッチキーボードが搭載され、使い勝手も考慮されています。

今後の取り組み


レイヤードは、2025年8月7日にオンラインで新製品発表会を開催します。医療業界で人気のYouTubeチャンネル「Wevery!」の河村氏を招き、このソリューションの使い方や運用方法について詳しく解説します。また、メディセオ医療フェア2025にて、無人受付ソリューションを実際に体験できるブースも設けますので、是非お立ち寄りください。

まとめ


レイヤードは、小さなクリニックから大きな病院まで対応可能な医療DXを目指し、患者の受診動線をトータルでサポートしています。今後も患者と医療従事者の双方にとってより良い環境を提供するため、積極的に取り組んでいく所存です。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社レイヤード
住所
福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-27第16岡部ビル5F
電話番号
092-471-3555

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。