BCP対策の革新
2019-02-21 13:00:43
企業のBCP対策が進化。LanScope CatとAOSBOXの連携がもたらす革新
近年、企業は標的型攻撃や内部不正に対する脅威にさらされており、情報漏えいのリスクが増大しています。このため、多くの企業がBCP(事業継続計画)の強化を図っている中で、エムオーテックス株式会社とAOSデータ株式会社との提携が注目を集めています。特に、MOTEXの「LanScope Cat」とクラウドバックアップサービス「AOSBOX」の連携は、企業のデータ管理に新たな風を吹き込むことでしょう。
「LanScope Cat」は、業務端末の操作ログを追跡することで、企業のデータ利用状況をリアルタイムで把握し、分析することができます。これにより、「誰が・いつ・どの操作を行ったのか」という詳細な記録が取得されるため、問題を早期に発見し、迅速に対応することが可能です。加えて、USBデバイスの利用制限やアプリの稼働管理、ウェブサイト閲覧の制限を行うことにより、企業内でのセキュリティを強化しています。
一方、「AOSBOX」は、法人向けクラウドバックアップサービスとして5年連続でトップの評価を獲得しており、特にBCP対策やマルウェア対策に特化した安全性を提供しています。多くの企業では、重要なデータのバックアップが個人の判断に委ねられており、時には重要な情報が端末にしか保存されないことも少なくありません。その結果、データ紛失や盗難、端末の故障などのリスクにさらされることになります。ですが、「AOSBOX」を導入することで、バックアップは自動で行われるため、安心してデータを管理することができます。
この協業によって、以下の2つの新たなソリューションが提供されることになります。
1. 社員のミスを減らし、自動バックアップを実現。
2. 「LanScope Cat」で集めた操作ログを「AOSBOX」により長期的に保存。
この連携により、「AOSBOX」は、指定した頻度で社員個人のPCデータを自動的にバックアップし、データの安全性を高めます。また、操作ログも「AOSBOX」上に保存され、これによりデータの履歴が5年以上にわたり保管されます。
具体的には、「LanScope Cat」を通じて「AOSBOX」のプログラムが各端末に自動配信され、インストールが完了した後は、IDとパスワードを入力するだけで自動バックアップが始まります。これにより、手動で行う必要がなく、社員の手間が減ります。
エムオーテックスの代表である河之口達也氏は、「今回の連携は特にBCP対策や漏えい対策の強化に貢献できると確信しています」とコメントしています。企業はデータの堅牢性を確保することで、安心して業務を行うことができるでしょう。
今後、両社は連携を深め、お客様のニーズに応えながら、企業の課題解決に向けてさらなる努力を続けていく意向を示しています。このソリューションは、企業の情報管理を新たなレベルへと引き上げることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
AOSデータ株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門5-1-5メトロシティ神谷町4F
- 電話番号
-
03-6809-2578