MCデジタル・リアルティとJPIXが連携拡大、データ接続をシームレスに実現へ
MCデジタル・リアルティとJPIXの最新連携
2025年5月8日、東京にて、データセンター及び相互接続ソリューションを展開するMCデジタル・リアルティ株式会社とJPIXが、さらなる連携を発表しました。この提携により、MCデジタル・リアルティのユーザーは、ServiceFabric®を通じてJPIXの各種サービスをより簡単に利用できるようになります。
連携の背景と狙い
MCデジタル・リアルティは、顧客のデータ活用をサポートするため、クラウド事業者や通信事業者との接続性を強化しています。今回の連携で、データセンターにおけるさまざまなサービスが一つのプラットフォーム上で手軽に操作できるようになります。これは、特にISPやCATV、コンテンツ事業者にとって大きなメリットです。
以前は、顧客はNRTキャンパス(千葉県)やKIXキャンパス(大阪府)のIX物理接続ポイントを利用していましたが、今後はServiceFabric®を利用することで、IXポートサービスなどが一元管理でき、利便性が向上します。さらに、世界中のデータセンターとも連携し、グローバルなビジネスの拡大をサポートします。
ServiceFabric®の役割
ServiceFabric®は、デジタル・リアルティが提供するオープンなデータセンタープラットフォームであり、顧客やパートナーが600以上のデータセンター及び280以上のクラウドオンランプに簡単にアクセスできる環境を提供します。これにより、企業は複雑なITインフラやハイブリッドIT環境を効果的に管理できます。
JPIXの歴史と展望
JPIXは、日本初の商用IXサービスを1997年に開始し、数多くの顧客とともに成長してきました。中立的な運営を行うIXプロバイダーとして、日本のインターネットの基盤を支えています。また、複雑なトラフィックの流れに対応するため、データセンター間接続サービスも新たに導入しました。今後は、DX、AI、ロボティクスの活用を視野に入れ、お客様にとってより使いやすいデジタル基盤を提供することが期待されています。
今後の展望
MCデジタル・リアルティとJPIXは、今後も双方のパートナーシップを強化し続けます。顧客の接続性の向上に応えることで、ビジネスの拡大に寄与することを目指しています。引き続き、顧客のビジネスニーズに適したサービスを提供し、データとテクノロジーを通じたイノベーションを支援していきます。
代表者のコメント
MCデジタル・リアルティの畠山社長は「今回の連携拡大で、JPIXのサービスをより手軽に提供できることを嬉しく思っています」と述べ、さらにJPIXの鶴社長は「デジタルの力で社会課題の解決に貢献していきます」とコメントしました。
会社概要
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事と米国デジタル・リアルティの合弁企業として設立され、日本においてデータセンターサービスを展開しています。JPIXは、最近合併により新たに命名された会社で、VNEやIXサービスの提供を行っています。両社の今後の活動に注目です。
会社情報
- 会社名
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MCデジタル・リアルティ株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-3-1東京虎ノ門グローバルスクエア12階
- 電話番号
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03-3519-3500