EC不正対策の成功事例
2025-06-20 08:18:02

ロクシタンとスプリング・ジャパンが語るEC不正対策の成功事例とは

ロクシタンとスプリング・ジャパンが語るEC不正対策の成功事例



2025年4月、ECサイトにおけるクレジットカード決済において3Dセキュア(3DS)の義務化が施行され、業界全体はその準備を急ピッチで進めています。このトピックを受けて、6月26日と27日の2日間で開催されるオンラインセミナー「Commerce NEXT」において、ロクシタンジャポンとスプリング・ジャパンの二社が3Dセキュア導入後の成功事例を発表します。このセッションでは、クレジットカード決済の安全性を高めるためのノウハウと実際の成果を詳しく解説する予定です。

講演概要


セッションのタイトルは「3Dセキュア義務化とEC不正対策:ロクシタンジャポン、スプリング・ジャパンの成功事例に学ぶ」です。登壇者には、ロクシタンジャポンの情報システム部ディレクター、吉田諭史氏、スプリング・ジャパンのセールスマーケティング部部長、徐智瀚氏、Forter Ltdの日本担当カントリーマネージャー、野田陽介氏が名を連ねています。

これまでのECサイトでは、顧客の利便性と安全性の両立が重要であり、特に3DSの導入はその鍵となります。しかし、実施するには多くの努力と調整が必要です。セッションでは、ロクシタンジャポンとスプリング・ジャパンという二つの異なる業界から得た具体的な成功事例が紹介されます。

ロクシタンジャポンの成功事例


ロクシタンジャポンでは、3DS導入後のかご落ち改善や不正検知システムの強化を行い、顧客体験を損なわないよう努めてきました。具体的には、顧客の決済プロセスにおいて生じる摩擦を最小限に抑える事を目指し、その結果として売上や顧客満足度の向上を実現するノウハウが紹介される予定です。これにより、企業全体のデジタル化を加速させるきっかけとなりました。

スプリング・ジャパンの事例


一方、スプリング・ジャパンは国内線を中心に運航するLCCとして、航空券の販売プロセスに直結する不正対策を強化しています。徐智瀚氏が語るこのセッションでは、安全性を最優先しつつも安価な航空券を実現する同社の取り組みが詳しく解説されます。3年前にJALグループに参画したことで、国際線と国内線の両方で安定した供給体制を築いていることにも触れるでしょう。

Forter Ltdからの見解


セッションではまた、Forter Ltdの野田陽介氏がデータと理論に基づいた不正防止策についても言及します。彼は15年以上のキャリアを持ち、オンライン販売における不正行為の根本的な解決を目指す会社の立場から、具体的な戦略やおすすめのテクノロジーについても語ります。これにより、企業が直面するリスクを低減し、長期的な顧客関係の構築につながるポイントが明らかになるでしょう。

セミナーのその他の特徴


「Commerce NEXT」では、ロクシタンジャポンやスプリング・ジャパンの他にも、キーノートスピーカーとしてファンケル、アンドエスティ、サントリーウエルネス、楽天グループの代表者が登壇し、AI活用やLTV改善といった幅広いトピックについても知見が共有されます。また、聴講者向けには日本のネット通販売上ランキングTOP200データやEC市場データブック「EC白書」の進呈、アーカイブ視聴の機会が提供されるため、多くの参加者にとって価値ある体験となるはずです。

参加方法


「Commerce NEXT」は完全オンライン形式で開催され、参加費は無料。事前登録が必要ですので、興味がある方は早めの申し込みが推奨されます。日々進化するEC業界での成功事例を知り、今後の戦略に役立てるための貴重な機会になること間違いなしです。


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会社情報

会社名
株式会社日本流通産業新聞社
住所
東京都中央区日本橋兜町11-11ニッシンビル2F
電話番号
03-3661-5898

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