セゾン投信による新しい金融教育
セゾン投信は、社会貢献の一環として子どもたちがお金に関する知識を身につけ、将来の豊かな人生を支援するために、合同会社FPalと共同で金融教育プログラムを展開しています。このプログラムは高校生や大学生を対象とし、出張授業の形で実施されています。
金融教育の重要性
2022年度から高校において金融教育が必修化され、多くの学生が家計管理や資産形成についての知識を取得する機会が設けられるようになりました。金融広報中央委員会の調査によると、金融教育を受けた人は高い正答率を示し、良好な金融行動をする割合が高いことがわかっています。そのため、金融教育のニーズは急速に高まっています。
しかし、学校現場では教員が教え方を知らない、授業が座学ばかりで飽きる、受験科目ではないため学生のモチベーションが上がらないといった課題も散見されます。
「Gトレ」とは?
そこで登場するのが「Gトレ」と呼ばれる金融教育プログラムです。このプログラムはカードゲームを使って自分で考え、グループ内で競うという形で、お金のスキルを楽しく学ぶことができる点が特徴です。ゲームを通じて生徒の興味を引き、その後に講師によるレクチャーで知識を深める形をとっています。これまでに約2000人の学生が「Gトレ」を通じて楽しみながら金融知識を習得しました。2024年度には約5000人にそのプログラムが提供される予定です。
大人向けの「Gトレ」の体験
さらに、セゾン投信は年代を超えて「Gトレ」を体験できる機会として「セゾン投信 Meet UP!」を開催しました。2023年7月27日には東京で開催され、参加者は「気まぐれ Lunch Time」というゲームを通じて、弁当屋の店主として卵を使った弁当を製造・販売しながら資産運用における「分散投資」の重要性を学びました。
当日は参加者たちが真剣にゲームに取り組み、さまざまなお弁当が売れるかを予想しながら楽しみました。グループ内でどのように弁当を配分するかを話し合い、交流も盛んに行われていた様子です。参加者からは「分散投資の重要性を体感できた」や「ファシリテーターの説明が明確で説得力があった」などの好評の声が寄せられました。
名古屋でも「Meet UP!」を開催
そして、2024年9月には名古屋で「セゾン投信 Meet UP!」が開催される予定です。興味のある方はぜひ参加してみてください。このように、セゾン投信は「Gトレ」を通じて多くの人々が金融リテラシーを向上させられるよう努めています。
セゾン投信の取り組みは、金融教育の普及にも寄与し、多くの人が豊かな将来を築くためのサポートを続けていくことでしょう。