新病児保育サービス
2025-11-11 13:19:43

墨田区の新たな病児保育支援サービス「観る・予約する」が始動

墨田区の新たな病児保育支援サービスの導入



東京都墨田区において、病児保育の利便性を大幅に向上させる予約サービス「あずかるこちゃん」が2025年11月11日よりスタートします。このサービスは、株式会社グッドバトンが、墨田区から委託を受けて運営する「水辺の病児・病後児保育室さくら」にて導入され、保護者がスマートフォンを使って簡単に病児保育の予約ができるようになります。

便利なオンライン予約システムの利点


この新たな取り組みでは、保護者が空き状況をリアルタイムで確認できるほか、LINEやウェブ上での予約が可能になります。これにより、従来の電話での問い合わせや煩雑な手続きが不要になり、手軽に病児保育サービスを利用できる環境が整います。さらに、紙の登録用紙もデジタル化され、スマホから直接登録が可能になります。

墨田区の関係者は、「あずかるこちゃん」を導入することで、オンラインでの登録から予約までを一貫して行えるようにし、利用者に優しいサービスを提供できると期待を寄せています。これにより、利用者の増加と共に、保育施設側の運営の効率化も見込まれています。

病児保育の現状と課題


病児保育は、体調を崩して登校や登園できない子どもを預かる大切な事業です。しかし、これまでの方法では手続きが複雑で、利用をためらう保護者が多いというのが実情です。実際に、ある調査によると、病児保育を「利用したことがない」と回答した保護者は88%に達し、利用経験のない方の75%は「知らない」または「名前しか知らない」と答えています。

このような状況を改善するため、あずかるこちゃんでは、保護者がいつでも簡単に病児保育室の検索や予約を行えるようにし、保育施設のスタッフも手続きを負担に感じることなく、保育業務に専念できる環境を整えることが狙いです。

知識普及と広報支援


墨田区では、病児保育事業の啓発を目的としたパンフレットやポスターを作成し、地域の保育園などで掲示・配布を行います。この取り組みは、地域住民に対して病児保育の重要性を再認識してもらい、実際の利用へつなげることを目指します。あずかるこちゃんの導入は、「使いづらさ」と「認知不足」の問題を解決し、今後の利用促進に寄与することでしょう。

期待される未来


現在、あずかるこちゃんは全国的に導入が進んでおり、すでに357の施設と39の自治体での利用が確立しています。登録された児童数は237,580人、累計予約数も847,979件を突破しており、利便性と信頼性が実証されています。

保護者は、必要なときに簡単に病児保育を利用できる環境が整うことで、子育てに伴う負担を軽減できるでしょう。あずかるこちゃんは、その名の通り、保護者と病児保育施設をつなぐ架け橋となる存在です。

会社情報


株式会社グッドバトンは、2017年に設立され、病児保育や産後ケアの支援を行う企業です。代表取締役は、産婦人科医の園田正樹氏で、「それぞれの子育てを歓迎する社会へ。」というビジョンのもと、今後もさまざまな支援活動を展開していきます。

所在地は東京都中央区築地6丁目7-11-901です。詳細は公式サイトにも掲載されています。


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会社情報

会社名
株式会社グッドバトン
住所
東京都中央区築地6丁目7-11-901
電話番号
050-3703-2017

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